ボードゲーム「Tesla vs. Edison」(希望小売価格 約7200円) |
「なにがエジソンだ、テスラの方が100倍すげーんだよ!!」
全世界の「なにわけわかんねーこと言ってんだよ」「エジソンだろ常識的に」と疎まれてきたみんな、今こそ決戦のときだ。
ニコラ・テスラ、トーマス・エジソン。19世紀の天才である二人は、交流送電のニコラ、直流送電のエジソンという2つの陣営に分かれて敵対関係にあった。このたび、2人の対決をまさかのボードゲームにした『Tesla vs. Edison』が登場した。
クラウドファンディングのKickstarterで予約を受付中。希望小売価格は60ドル(約7200円)、今年9月に出荷予定だ。
モノポリーのようなボードゲームだ |
プレーヤーはエジソンとテスラ──ではなく投資家だ。
初めに投資先にする発明家を選び、投資を通じてアメリカ各地の「交流・直流」情勢を塗り替えていく。
プレイヤーは投資家だ |
情勢を変化させるには、技術の改良、また証券カードの取引だけでなく、著名人カードやプロパガンダ(宣伝)カードが使える。
プロパガンダカードにはSF作家のH.G.ウェルズや、交流送電が非難されるきっかけの1つとなった電気椅子などが並んでいる。
プロパガンダカード。電気椅子などが並ぶ |
こうしたカードをうまく使い、最終的に、株価も含めて多くの資本をかせいだ方が勝ち。めちゃ皮肉の利いた内容だ。
証券カード。売買できる |
紙幣カード。うつくしい |
当時の情勢がまさにゲームそのものだと感じたところから発案したというこのゲーム。英語版のみだが猛烈に日本語化してほしい。というか英語の勉強と思って頑張ればいいのか。そして意地でもテスラの味方として勝利してみせたい。絶対負けないからなあああ!
■関連サイト
Kickstarter
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