『LINE@』が月額無料からスタートでき、個人でも開設できるようになってから約1ヵ月。LINEは、LINE@の開設実績を公開した。
今年2月にオープン化した『LINE@』
LINE@は、公式アカウントより手頃な料金で利用できるビジネスアカウントとして2012年12月にサービスをスタート。従来は全プラン有料で、小売店といった限定したユーザーのみ開設が可能だったが、今年2月12日にこれを刷新。個人でも利用できる公開型アカウントとし、料金プランも無料のものを用意した。
一ヵ月で約10万件の新規開設
今回、LINE@をオープン化して以降の2月12日~3月12日の開設実績を公開。
これによると、一ヵ月で約10万件の新規開設があり、これ以前のアカウント数は約14万件、現在は累計約24万件のLINE@アカウントが開設されているという。
個人ユーザーもLINE@を利用
新規開設したアカウントは、小売・飲食業などのローカルビジネス事業者など従来からのLINE@主要開設業種の割合がいちばん多い。無料プランが用意されたことで、コストをかけず導入が可能になったためだろう。
また、これまでサービス対象外だったEC事業者や、ブロガー・アーティストなどの個人アカウントの開設が急増。LINE@オープン化後のアカウント開設割合を見ると、個人が28%をも占めている。
個人のユーザーがどのようにLINE@を利用しているかというと、ファンとの1対1のコミュニケーションであったり、壁紙といった作品の配信、ブログの更新情報を通知など様々で、かつてはクーポン配信といったO2OがメインであったLINE@の使われ方が、今まさに多様化しているようだ。
有料プランを無料で利用できるキャンペーンも
LINE@の利用プランは、無料のものと月額5400円の有料の2種類。無料プランは月のメッセージ総配信数(メッセージ数×友だち)が1000通以内と制限がある。
現在、新規に開設したLINE@のアカウントを対象に、メッセージが1000通を超える場合でも無料で試せるというキャンペーンを実施中だ。
■関連サイト
【LINE】法人・個人問わず月額無料で利用できる公開型アカウント「LINE@」、オープン化後1ヶ月の国内におけるアカウント開設実績を公開 | LINE Corporation | ニュース
【LINE】公開型アカウント「LINE@」をグローバルでオープン化 法人・個人問わず、月額無料でLINEを対外的なコミュニケーションやビジネスに利用可能 | LINE Corporation | ニュース
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