4月1日、エイプリルフールは「嘘を付く日」というイメージが強いですが、ヨーロッパのこんな風習を知っていますか?
■エイプリルフールは”4月の魚”
エイプリルフールのことをヨーロッパでは“4月の魚”と言います。写真はイワシですが、起源はサバやニシンだとか。 |
エイプリルフールは“4月の魚”(ポワソン・ダブリル)とも呼ばれ、ヨーロッパではこの日に、子供たちが魚の絵を描いた紙を誰かの背中にこっそりと貼り付けるいたずらをしたり、魚の形のパイやチョコレートを食べる習慣があるそう。
なぜ、4月の魚と呼ばれるかは、この季節にサバが豊作であることが起源という説や、この日から釣りが禁止になるため釣人をからかう意味合いなど、諸説あるようです。
なかなか興味深いですがそれはさておき! 注目したいのはこの4月の魚を意味した『ポワソン・ダブリル』という魚形のパイ。
■魚のカタチのパイ『ポワソン・ダブリル』が
エイプリルフールのトレンドに!
『ポワソン・ダブリル』3000円(オリエンタルホテル 東京ベイ) |
尾ひれ背びれ、そして可愛らしい目を付けた魚の形をしたパイ『ポワソン・ダブリル』。ヨーロッパではこういったパイをエイプリルフールに食べているそうですよ。
日本でも今年、オリエンタルホテル 東京ベイで『ポワソン・ダブリル』を初販売するほか、いくつか扱う店舗が出てきており、新しいトレンドになりそうな予感です。
オリエンタルホテル 東京ベイでは4月1日~4月5日に販売する『ポワソン・ダブリル』をただ今予約受付中! 特別にひと足早く食べさせてもらいました。
■くりくりした目がかわゆい……
魚をイメージしたパクパクした口の形、クリクリした目のトッピング。フルーツがた~っぷり乗っています。
4月の魚の起源はサバやニシンなど言われますが、オリエンタルホテル 東京ベイの『ポワソン・ダブリル』は何となく金魚のような丸みを帯びた形状。文句なしに可愛いです。
■リアル魚と並べてみた
『ポワソン・ダブリル』と本物の魚を並べてみました。
うーん不思議な光景だ……。
■持ってみた!パイの重みは幸福の重み!!
手に持ってみました。大きいんですこれが!
オリエンタルホテル 東京ベイの『ポワソン・ダブリル』は直径は21センチで価格は3000円。数人で食べるのにぴったりのボリューム感で、重みもずっしりとありました。
率直な感想として、この大きさのパイでフルーツがたくさん乗っていて3000円なら、なかなか求めやすいのではないでしょうか。
■どう切ろうか迷う……
パイを切り分けるのにどう包丁を入れるか迷います。が、ホールパイの感覚で放射状を意識しながらサックリ。あら、ちょっと魚がかわいそう。
■おやまぁ、分厚い
包丁を入れた食感がパリパリパリと心地良く……。
切ると厚みがかなりあるのがわかります!
■食べてみた!マンゴーなど果実がジューシー
食べてみました。
切り分けた瞬間からパイの厚みにワクワクしていたのですが、生地が本当にサックリと香ばしく、本場のパイという感じがしました。
中に入っているのは濃厚なカスタードクリーム、そしてたくさんのフルーツ。いちご、キウイ、、ベリーなど。写真をみてもわかるように、フルーツの量が多く、切り分けたときにゴロゴロとこぼれそうになるほど。
フルーツはどれもジューシーで、特にマンゴーがふわぁ~と果実感が広がるようにおいしく、春らしい瑞々しさを味わいました!
『ポワソン・ダブリル』はフルーツパイに限らず“魚形のパイ”というのが定義らしいですが、フルーツがゴロゴロ乗っていると見た目にも華やかでとても楽しげ。
今まで、4月1日のエイプリルフールというと、嘘をつくのに頭をひねったりサプライズの嘘を期待したりと、“心理戦”のイベントでしたが、『ポワソン・ダブリル』がトレンドになればこれを囲んだパーティーが流行るかも。もちろん、シャンパンなどお酒と一緒に、うっひょー(←酒好き)。
春の楽しみがまたひとつ増えそうです!
オリエンタルホテル 東京ベイの『ポワソン・ダブリル』は4月1日~4月5日が販売期間、3月31日まで予約受付中となっています。
オリエンタルホテル 東京ベイ
『ポワソン・ダブリル』 (直径21cm)
販売期間:4月1日~4月5日(予約制)
予約受付:3月1日~3月31日
料金:3000円
販売場所:オリエンタルホテル 東京ベイ パティスリー(2階)
■関連サイト
レストラン「グランサンク」| オリエンタルホテル東京ベイ
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