博報堂が行なうモノ×テクノロジーのプロジェクト“monom(モノム)”は、クラウドと連携し液晶に写真を表示する壁掛け、置時計のコンセプトモデル“Memory Clock”を作成した。3月14日から18日まで、米国テキサス州で行なわれる世界的なエンターテインメントの祭典“SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)”にも展示される。
Memory Clockは無線LANを搭載して、ネットに接続し画像データをダウンロード、時計の文字盤の液晶に写真を表示するスマートな時計だ。写真はスマホやPCからサーバー上に送信して利用する。思い出の写真が、撮影された日付に連携して表示される仕組みもある。例えば、誕生日に撮影した子供の写真が成長とともにたまっていくなど、家族の写真を蓄積していくことで、使えば使うほど思い出を共有できるという。
Apple Watchが登場したけれど、新しいガジェットを買うのに家族の説得が必須なお父さん。こちらは用途が明確だ。Memory Clockなら、買っても奥さんに怒られないかも。現在はコンセプトモデルとして、製品化に向けたパートナー企業をサイト上で募集している。
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Memory Clock
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