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14nm世代のサーバー向けSoC『Xeon D』が登場 8コア/16スレッドで581ドル

2015年03月10日 00時30分更新

 インテルはマイクロサーバー向けに新プロセッサー『Xeon D』シリーズを発表しました。

Xeon D

 マイクロサーバー向けと言うと、これまではAtom C2000シリーズ(開発コードネーム:Avoton)がありましたが、Silvermontマイクロアーキテクチャーで、Atom Z3700シリーズと同世代のSoC(System on a Chip)でした。しかし、Xeon Dは14nmプロセスのSoCを採用してます。

Xeon D

 Xeon Dのラインアップは2種類。8コア/16スレッドの2GHz駆動でTDP45ワットのXeon D1540と、4コア/8スレッドの2.2GHz駆動でTDP45ワットのXeon D1520です。性能はAtom C2750(8コア/8スレッド)の最大3.4倍ですが、ワットパフォーマンス(1ワットあたりの性能比)は1.7倍になります。10ギガビットイーサネット2基サポートし、最大5倍のネットワーク帯域で使用。他インターフェースはPCIe 3.0が24レーンぶん、PCIe2.0が2レーンぶん、SATA3が6ポート、USBを4ポート使えるようです。メモリーはDDR4 DIMM(最大128GB)、L3キャッシュは最大12MBとなります。

Xeon D

 なお、価格はXeon D-1520が199ドル、Xeon D-1540が581ドルとなります。薄型ノートPCや2in1 PCのほかにもいよいよ14nmプロセッサーが登場しました。夏のデスクトップ版に期待です。

Xeon D
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