ディスカウントストア大手のドン・キホーテが先日発表した、激安の7インチAndroidタブレット『カンタンPad2』。3月9日から発売するとリリースが来ていましたが、なんと発売日よりも速く入手できてしまいました。
シャンプーなどの日用品を買おうかなと、ドン・キホーテの後楽園店へ立ち寄ったときに偶然発見。最初見たときは「まだ初代のタブレット残ってるのかー」と思いましたが、よく見ると間違いなく『カンタンPad2』でした。
税込で7538円と前のモデルより1080円高くはなっていますが、激安価格の感嘆にちなんだ『感嘆パッド』の表現が受け継がれています。
解像度が800×480から1024×600ドットへ、ストレージが4GBから8GBとスペックアップしたのが前モデルとの違い。
付属品は2A出力のACアダプターとマイクロUSBケーブルに説明書。それとミニHDMIケーブル、内蔵のマイクロUSB端子でUSBメモリーやマウスを使えるようにするOTGケーブルが入っていました。
アプリのサービスとして、初月無料のソースネクスト“アプリ超ホーダイ”(月額388円相当)と、音楽ラジオが聞き放題になる音楽サービス“FaRao”の90日無料クーポン(月額400円、合計1200円相当)がついてきます。
アプリ超ホーダイで利用規約の同意を済ませないと、プリインストールのアプリでも認証エラーとなり遊べません。面倒な登録など一切ナシで、さまざまな厳選アプリもインストールできるようになるので、購入直後にアプリ超ホーダイの認証を済ませることをオススメします。
それではさっそく前モデルと比較しながら、チェックしていきましょう。左がカンタンPad2で、右が前モデルのカンタンPadとなります。
解像度の向上と、ディスプレーが“Touch Screen TFT LCD”から“デジタルTFT液晶”に変わったおかげか、前モデルより白が強めに見えるものの、真正面から見る限りではまともに見えるようになっています。視野角が決して広いワケではないので、スタンドなどに固定して見るのは厳しいかもしれません。
CPUのスペックは“1.2GHzデュアルコア+1.3GHz”という謎仕様で、3コアなのかなんなのかよくわかりませんが、少々もたつくことがありました。しかし、文字入力では旧モデルよりも操作性がかなり良くなっていました。
背面は好みがわかれそうなところですが、プラスチック感が増しています。かなり滑りにくくなっているので、不意に落とすことが減りそうな感じです。高級感といった点では、前のモデルのほうがありますね。
厚さや大きさはほぼ一緒。もしデザインと色が同じなら、見分けるのが困難なくらいそっくり。
ホーム画面も全く一緒と言って大丈夫そうです。ホーム画面に配置されている『動画・本・写真』や『ショッピング』の内容も同様です。
動画・本・写真 |
ショッピング |
ゲーム |
インターネット |
メール |
SNS |
カメラ |
ミュージック |
ホーム画面から飛べるアプリの違いは、『インターネット』のなかにAndroid版アマゾンアプリへのショートカットとグノシーが追加された点。そして『音楽』のなかには“FaRao”が、『ゲーム』のなかはすべて“アプリ超ホーダイ”に紐づいたアプリになっています。
アプリ一覧のページを見ると、一見プリインストールアプリが増えているように感じます。ですが、“アプリ超ホーダイ”に紐づいたアプリが大半となっています。
前のモデルでは設定から操作して『Google Play』を使えるようにする必要がありましたが、カンタンPad2は右上のアイコンからGoogle Playへアクセスしてアプリのダウンロードが可能。だいぶラクチンになりましたね。
付属のミニHDMIケーブルを使って、テレビの大画面でブラウジングや動画を楽しむのが実用的な使い方かなと思いました。
ドン・キホーテの店員によると「前モデルは年配の方で購入されるケースが多かったですね」とのこと。両親や祖父母へ、カンタンPad2を手土産にすると喜ばれるかもしれません。
●関連サイト
ドン・キホーテ
カンタンPad2プレスリリース(PDF)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります