ロジテックINAソリューションズは直販サイトのロジテックダイレクトにて、USB3.0接続の外付けHDD『LHD-EG』シリーズで、シングルドライブでは業界初となる8TBモデルを発売する。2モデルあり、USB3.0接続のみの『LHD-EG80U3F』は5万4800円(税別)、USB3.0とeSATA接続の『LHD-EG80EU3F』は5万5800円(税別)となる。いずれも本日から発売する。
8TBといえど、ドライブの数は1台。データ書き込み時にトラックをずらしながら重ねて記録密度を高める“SMR”(Shingled Magnetic Recording)技術を採用し、1ドライブでも大容量を実現したHDDを採用している。
同社のニュースリリースによれば、1枚あたり30MBのデジタル一眼レフカメラのRAWデータなら、約28万枚(1日あたり250枚撮っても、3年以上もつ計算だ)入れられるとのこと。24MbpsのAVCHD動画なら約745時間ぶん、DSD 128の高音質なハイレゾ音源でも約2000時間ぶん収められる。
実効読み込み速度は毎秒207.6MB、書き込み速度は毎秒202.8MBとシリーズ最高速をうたう。昨今では珍しくないが、PC電源と連動した自動ON/OFF機能に対応。HDDケース内の温度によって、ファンを自動的に回す“SMART CONTROLL HDD”機能も搭載する。
また、アーク情報システム社のデータ移行ソフト『HD革命/CopyDrive Ver.5 Lite』が付属する。移行元のHDDと移行先のHDDのサイズが異なっても自動で領域を調整する機能があるので、なるべく手間をかけずに環境を移せるだろう。本体サイズは120(W)×199(D)×35(H)mmで、縦置きでも横置きでも使える。
卒様式や入学式、お花見など、イベントの多い春に向けて自宅のバックアップストレージを拡張するも良し。新年度に向けて前の年のデータをまとめるも良し。容量が足りなくて、こまごま削除するのがめんどうだなという方にオススメしたい。
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