ついに技適を取得していて、腕時計だけで“スマホ”として完結して使えるスマートウォッチフォンがやってきてしまいました。
その名も『SmartGear49』。ANYYOUON社から販売されたこの腕時計型の端末は、Android4.4が搭載されており、単体で電話からメール、LINEなどのSNSをこなせる変態機種となっております。
色々使い倒すべく、今回は開封の儀とモトになった機種との比較をお届け。
外箱は白ベースのシンプルなつくり。
そしてウラには技適マークが。そうです!これを待っていたんですよ、これを! 何の抵抗もなくドヤ顔でふだん使いできます。
中身は本体と充電ケーブルに、SIMを取り外しする際に利用するドライバー。あと英語と日本語で書かれた説明書が入っております。
カンの良い変態端末好きな方はすでにお気づきでしょう。じつはこのSmartGear49は、Omate『TrueSmart』の最新モデルを国内向けにブラッシュアップしたもの。TrueSmartにあった不満をキレイさっぱり解消して、日本で使いやすい仕上がりになっております。
●SmartGear49を元祖旧モデルと比較
SmartGear49 |
TrueSmart |
一番大きいのが技適の有無と販売経路。TrueSmartは海外モデルしか存在せず、EXPANSYSジャパンから販売されていたものの、100台限定という内容でした。
SmartGear49は、技適が取得されていて、Amazonでも購入できるというお手軽さ。しかも、海外版の泣き所だった“充電用ケーブル”も単品で購入できます。
SmartGear49 |
TrueSmart |
使い勝手で欠かせないのが充電方法。TrueSmartの挟んで利用するアタッチメントから、マグネット式になって大幅に充電がラクになりました。ただし、マグネットが強力とはいえ少しズレると充電されないので、ここは意見が分かれそうなとこです。
SmartGear49 |
TrueSmart |
SmartGear49ではディスプレーに“フチ”があり、最初は操作性が大きく失われるのかと思っていました。ですが、実際に操作してみると、画面をスワイプして“戻る”や“メニュー”などへアクセスする独特の操作がしやすいのにびっくり。ディスプレーを保護すると共に、操作性の向上まで実現しているんですから驚きです。
SmartGear49 |
TrueSmart |
240×240ドットの解像度から320×320ドットの解像度へアップ。文字も大きめに表示されるようになっています。画像で伝えるのは難しいのですが、触り比べてみるとハッキリとキレイになったのがわかります。
SmartGear49 |
TrueSmart |
TrueSmartでは、ホームボタンを長押しすると中華製のアプリが立ちあがりましたが、SmartGear49だと使用アプリの履歴一覧に。これは大変嬉しい改善点です。
比較する点は以上となります。使い勝手が大幅に上昇したSmartGear49で、なにができるかをじっくり試していきますので、続報にご期待ください!
●関連サイト
ANYYOUON
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