LGエレクトロニクスは、バルセロナで開催するMWCに先駆け、プレスイベントを開催。既報のとおり、スマートウォッチ2モデルが発表されたが、合わせてミドルレンジのスマホ4モデルも合わせてアナウンスされた。
↑これまでLシリーズとネーミングされていたミドルレンジを刷新。計4モデルを発表。 |
発表されたモデルは『LG Magna』、『LG Spirit』、『LG Leon』、『LG Joy』の4つ。『LG Magna』のディスプレーサイズが5インチともっとも大きくて、以下それぞれ4.7インチ、4.5インチ、4インチとなっている。
さらに『LG Magna』と『LG Spirit』は、ハイエンドモデルの『LG G Flex 2』と同じくカーブデザインを採用。ただしLG G Flex 2はディスプレー面が700Rだが、今回の2機種は背面が3000RとG Flex 2も緩やかなカーブになっている。
↑『LG Magna』、『LG Spirit』の2モデルは3000Rのカーブデザイン。 |
●『LG Magna』
発表会会場では4モデルのうち、『LG Magna』、『LG Spirit』の2機種が展示されており、レビューすることができた。
『LG Magna』は5インチ(294ppi)ディスプレーを採用。今回発表され4機種のなかでは最上位モデルとなる。
↑ディスプレー内にホームボタンなどを装備したシンプルなデザイン。 |
↑5インチだが、このクラスのモデルとしては左右のベゼルも狭く持ちやすい。 |
背面に電源ボタンとボリュームボタンを装備し、画面をタップすると起動するノックコードも搭載。またLG G Flex 2と同じくセルフィー向けに、手を握るとシャッターが切れる"Gesture Shot"や、スクリーンオフ時に画面上部をスワイプさせると時刻を確認できる"Glance View"といった、ハイエンドモデルと同じ機能が利用可能。
↑LG G Flex 2ほどではないが、横からみると緩やかなカーブなのがわかる。 |
↑ミドルレンジながら、ハイエンドモデルと同じ機能が使えることをアピール。 |
またディスプレーは、タッチパネルと液晶が一体化している"インセル型タッチパネル"を採用。ディスプレーの軽量化がはかれると共に、感度も向上して操作がしやすい。自社でのディスプレー開発を得意とするLGエレクトロニクスらしい機能だ。
また、LG MagnaはデュアルSIMモデルとなっており、SIMの切り替えボタンが画面下部に用意されていた。
↑設定アプリではなく、専用ボタンからSIMの切り替えが可能。 |
↑背面のデザインもハイエンドモデルと同じ。LG定番のデザインとなっている。 |
↑日本語ロケールは搭載していたが、技適の表示は見つけられなかった。 |
●LG Magnaのおもなスペック
ディスプレー:5インチ(294ppi)
CPU:1.2GHz、クアットドコア
OS:Android 5.0 Lollipop
カメラ:800万画素(インカメラ 500万画素)
バッテリー:2540mAh
RAM:1GB
ストレージ:8GB
●『LG Spirit』
『LG Spirit』は4.7インチディスプレー(312ppi)を採用したモデル。"インセル型タッチパネル"やカーブデザイン、ハイエンドモデルと同等の機能を搭載するなど、基本的には『LG Magna』のコンパクトモデルといった位置づけ。
↑LG SpiritはシングルSM仕様なので、SIMの切り替えボタンはない。 |
↑LG Magnaと同じく握りやすいカーブデザインを採用。 |
↑電源キーやボリュームキーを背面に配置しているのも同じ。 |
↑こちらも日本語ロケールは搭載しているが、技適の表示は発見できず。 |
●LG Spiritのおもなスペック
ディスプレー:4.7インチ(312ppi)
CPU:1.3GHz、クアットドコア
OS:Android 5.0 Lollipop
カメラ:800万画素(インカメラ 100画素)、市場によりメイン500万画素
バッテリー:2100mAh
RAM:1GB
ストレージ:8GB
4モデルともリリース時期や販売国、価格などは未定。Lシリーズと同じミドルレンジと考えると2万円代から3万円代の価格になると思われる。以前のLシリーズは日本では販売していなかったが、この価格帯なら格安スマホとしてピッタリなので、日本での導入にも期待したい。
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