先日、ケイオプティコムから発表された、アマゾンでプリペイドSIMを買えるサービス『mineoプリペイドパック』を実際に購入してみました。
なんといっても最大の特徴が、本人確認などの面倒な手続きが不要で利用できる点。auの格安SIMをお試しで使いたいといった目的ならベストと言える選択肢ではないでしょうか。
●mineoプリペイドパック
予想実売価格:3456円
利用できるデータ量:1GB
利用可能期間:開通月の翌月まで
SIMサイズ:マイクロ、ナノ
実際に届いたパッケージがこちら。パッケージには利用開始までの手続きと、サービス規約書、そしてSIMが入っています。
はやる気持ちを抑えて、まずはmineoへ開通手続きの電話を行ないます。SIMカードを取り付けてある下側に記載されている、“ご利用者番号”と“パスコード”を入力。
次にSIMカードを取り付けた後に、APNの設定を行ないます。そこまで複雑な内容ではないので、スマホからの手打ちでもスグに入力できました。
mineoでの通信を始める前に、アプリのアップデートなどすべて済ませておくか、Google Playの設定で“自動更新をしない”に設定しておくことをオススメします。アプリの更新がかかっている状態でmineoの通信を行なうと、あっという間に容量を使ってしまうためです。
APNの設定が終わったら、アンテナピクトがしっかり立っているのを確認。
そしてさっそく速度の計測を行ないました。3月1日午前8時15分、飯田橋駅周辺にある編集部で窓から離れて測ったところ下りで5.75Mbps、上りは2.82Mbpsでした。ドコモ系MVNOよりも数値的には低いですが、実用的なスピードは必要十分。これなら快適に利用できそうですね。
計測には『Speedtest.net』、端末は『GALAXY S5 SCL23』を利用しました。
ただ、利用できる容量が1GBしかないので、あくまでお試しようと割り切るか、キャリアの速度制限まで到達したときの予備用として持っておくのがよさそう。
ちなみに使い切りのプリペイドタイプなので、容量を超過した場合完全に利用できなくなります。
実際に利用してみて、「1GBで毎月足りるな」とか「毎月2GB使えれば確実に足りそう」など思ったら、そのまま“mineoプリペイドマイページ”からデータプランの月額制へ移ることができます。SIMカードの取り換えナシで移れ、初回加入時の事務手数料も割引かれます。
iPhone 6およびiPhone 6 PlusではSIMフリー版、au版ともにmineoサービスが利用できなかったり、iOS8以降で利用できないのは残念ですが、Androidならほぼ利用できます。念のため、アマゾンでmineoプリペイドパックをポチる前に、動作端末の確認を忘れずに。
mineoでは、快適に利用したり豆知識になること間違いナシの“マイネ王”も運営されています。特に、“寒い場所と暖かい場所で同じ端末の利用時間が異なるか”などの体当たり調査は必見の価値アリです。
ユーザーからの意見に対して全力で答えていくとのことなので、気になったことなどコメントすると回答してもらえるかもしれません。
お試しとして最適な『mineoプリペイドパック』。auの格安SIMに興味のある人はとりあえずポチって損はないと思います!
●関連サイト
mineo
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3,456円
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39,000円
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29,450円
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