本日2月27日、Android TVを搭載した初めての端末『Nexus Player』が、Google Playよりも早く、ソフトバンク、ワイモバイル取り扱い店にて販売が開始されました。系列によってはその存在すら知らない店舗もあるようですが、ソフトバンク表参道であれば売っているだろうとのぞいてみたら入荷しておりました。
Nexus Playerゲットです! |
というわけで恒例の開梱、セットアップ、そして使用感などのファーストインプレッションをお届けいたします!
パッケージ外観。 |
開くと円形ボディーが現われます。 |
同梱物はこれだけ。HDMIケーブルはなし。 |
パッケージの中には、本体、ACアダプター。コントローラー、電池、マニュアル、“安全と保証について”という冊子がついています。HDMIケーブルは付属していません。コストダウンのためにHDMIケーブルを省くのは一向にかまわないのですが、パッケージにはその旨書いておいていただきたいところです。
売るほど持ってますけどね! |
まあHDMIケーブルはたくさん持っていますので私は問題ないですが、テレビにつなぐときに必要なものが同梱されていないというのは、一般の方が買われたときに困る気がいたします。
マニュアルもシンプル。 |
マニュアルは大変シンプルです。でも、世間の一般的な人々は、これで理解できるのでしょうか。膨大なマニュアルが無駄なのは同感ですが、それぞれ5〜6行の説明文ぐらいは入れてもいいのではないかと思います。
電源ケーブルを入れると……。 |
Googleロゴが出て……。 |
ドロイドくんが出て……。 |
少し待てば……。 |
Androidが立ち上がります! |
HDMIケーブルを挿し、電源ケーブルを入れると、底面のボタンを押すまでもなくNexus Playerが立ち上がります。ちなみに底面のボタンはゲームパッドやキーボードなどのアクセサリー検索を実行するためのものです。電源ボタンはありません。セットアップはAndroidスマホの設定をやったことのある方ならとくに迷うことはないでしょう。
言語設定。 |
WiFi設定。 |
アカウント設定は……。 |
スマホから可能。 |
すべてのセットアップ過程を掲載するととんでもない画面点数になるのではしょってますが、基本的には上の3つの言語設定、WiFi設定、アカウント設定でセットアップは完了です。
トップ画面来ました! |
つぎの段にはアプリが並びます。 |
そしてつぎの段に、ムービー、YouTube、ストア、Music、ゲーム、huluなどのアプリが並びます。
YouTubeアプリ |
ストアアプリ |
ゲームアプリ |
各アプリのトップ画面は上記のとおりです。ここでようやく気づいたのですが、いわゆるAndroidスマホ用のアプリはストアアプリには表示されないのですね。“install adb (apkファイル)”など、なんらかの手段で無理矢理インストール可能な気もしますが、それはまた今度の機会に試してみます。
それはさておき声を大にして陳情したいのですが、『Nexus Player 用ゲームパッド』がまだ入手できないのですよ!
「Nexus Player 用ゲームパッド はお住まいの国ではご利用いただけません。」……とのこと。殺生な。 |
Google Playでの『Nexus Player』の発売は3月10日。ソフトバンク、ワイモバイルでは前述のとおり本日2月27日から『Nexus Player』の販売が開始されたわけですが、ソフトバンク表参道には『Nexus Player 用ゲームパッド』は本日入荷しておらず、店員さんによればいつ入荷するか情報がないとのこと。
“TVリモコンゲーム”しかいまは遊べないのです。 |
というわけで現時点では“TVリモコンゲーム”しか遊べません。“ゲームパッド向けアクション”には、『ソウルキャリバー』や『The Waliking Dead:Season One』など楽しそうなゲームが用意されていますが、現時点では遊べません。『Nexus Player 用ゲームパッド』のリリースが多少遅れても構いませんが、せめていつ出すのかアナウンスしてほしいところです。
それはさておき遊んでみました! |
“TVリモコンゲーム”で『Riptide GP2』を遊んでみましたが、普段スマホで遊んでいるゲームを大画面でプレイすると新鮮ですねぇ。PlayStation4などの最新据え置き機の代わりには当然なりませんが、同じゲームをAndroidスマホとNexus Playerの両方でプレイできる環境が整えば、新しいゲームの楽しみ方も生まれてくるでしょう。
どれをメインで使いましょう? |
やはり音声入力が便利! |
AppleTVやChromecastの用途でもっとも多かったのはYouTube動画の鑑賞なのですが、Nexus Playerの音声入力は非常に便利です。この一点だけで、Nexus Playerの利用頻度が高くなることは間違いありません。
でもAppleTVのiCloudに紐付いた写真や音楽などのサービスを、Nexus Playerに移行するのは非常にメンドーです。
AppleTVよりはるかにハイパフォーマンスなクアッドコアCPUを搭載しているNexus Playerは非常に快適ですし、ゲームなどもアドバンテージにはなっていますが、クラウドに紐付いたコンテンツサービスはアップルがはるかに先行しています。レスポンスには不満はありますが、現時点でAppleTVを引退させることはワタシにはできません。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります