マウスコンピューターは高性能PCにキャリブレーション対応液晶ディスプレー、広色域印刷プリンターがセットになった、デジカメの写真印刷をトータルにサポートする『MDV for Photo』シリーズの販売を開始した。
液晶ディスプレーはキャリブレーション済みで、プリンターはドライバーやICCプロファイルを適用したうえで出荷。買ってきて調整せずとも、液晶で確認した色合いで写真をプリントできるのが強みだ。そういった意味ではカラーマッチングなどを行なったことのないデジ一眼初心者や、そういった調整がわずらわしいと思っている方向けと言える。
PCは複数ラインアップされ、単体での購入も可能。どのPCにもプロカメラマンの写真管理の定番『Adobe Photoshop Lightroom 5』がプリインストール。容量無制限のオンラインバックアップサービス『AOSBOX Cool』の90日間無料版が付属。さらに、USB2.0よりも10倍高速なUSB3.0対応カードリーダーも標準で付き、内蔵HDDをPCケースの前面から引き出して取り外せるリムーバルベイも備える。
PCの最上位である『MDV-QX7000S-DP』は、CPUがCore i7-5820K、グラボがNVIDIA Quadro K2200、メモリー64GB、480GB SSD+3TB HDD、Windows 8.1 Update(64ビット)を搭載する。価格は37万9000円前(税別)。
最小構成の『MDV-iZ5000B-DP』は、CPUがCore i5-4460、メモリーが8GB、120GB SSD+2TB HDD、Windows 8.1 Update(64ビット)を搭載。価格は12万9000円(税別)。
液晶ディスプレーは高精度なキャリブレーションが可能なソフト『ColorNavigator 6』と、専用センサーをセットにしたEIZOの『CX241-CNX』。プリンターは微妙な諧調表現、広色域再現、カラーマッチングが可能な『Canon Pro-10S』がセットモデルには同梱される。なお、セットモデルを選択した場合は各PCに21万円が追加される。
液晶ディスプレーはキャリブレーション済みではあるが、ユーザー宅の環境光により色調整が必要な場合などに対する出張サービスも2万4800円で用意。本サービスではPC、プリンター、液晶ディスプレーの設置から、プリインストール済みのAdobe Photoshop Lightroom 5の初期設定、プリンターとのカラーマッチングも行なうとのこと。
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