Googleは、現在招待制で提供しているメールサービス『Inbox』のiOS版およびAndroid版アプリをアップデート。どちらのOSでもタブレット表示に対応しました。また、ウェブ版についてもアップデートが実施され、Firefox、Safariでも利用できるようになりました(従来はChromeのみ。Internet Explorerなどは現在でも利用不可)。
@inboxbygmail is now available in more places: Android tablets, iPad, Safari and Firefox http://t.co/Zv8trXAaHr pic.twitter.com/7RdSHzzOlV
— Gmail (@gmail) 2015, 2月 19
↑iOS向けの最新バージョンは“1.2”。 |
↑Android向けのバージョンは端末によって異なりますが、Playストアのサンプル画像はタブレット版も用意されました。 |
iPad Air2で試したところ、Gmailのタブレット向けレイアウトとは異なり、メール一覧と詳細表示の2カラムにはならず、あくまでウェブやスマホ版と同じ横に広がるレイアウトを採用したようです。メール一覧画面での添付ファイルや買い物情報などのサムネイル表示やスワイプによる“Done(完了)”、“Snooze(後で通知)”操作はスマホ版同様可能です。なお、一部英語で表記されていた部分が日本語になり、よりわかりやすくなりました。
↑アップデート前。iPad Air2にアプリを入れるとこのように等倍もしくは倍表示でした。 |
↑アップデート後。縦画面のメール一覧。 |
↑アップデート後。横画面のメール一覧。 |
↑アップデート後。縦画面のメール詳細。 |
↑アップデート後。横画面のメール詳細。 |
↑アップデート後。縦画面のメール作成画面。 |
↑アップデート後。横画面のメール作成画面。 |
Inboxは以前詳細にレビューしたとおり、GmailをベースとしメールとToDoアプリをあわせたような機能を持っています。仕事などの作業と電子メールは切っても切り離せない関係ですので、メールの管理をより効率化するすることで当然、生産性の向上にもつながります。
利用するにはGmailが有効なGoogleアカウントが必要です。加えて、Inbox利用者からの招待を受けるか、"inbox@google.com"にメールを送り招待を受ける必要があります(Google Appsの利用者は管理者設定によっては利用できない可能性があります)。
●関連サイト
Inbox by Gmail(英文)
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