吉木りさ。フェイスブックなりすまし被害にあった |
「けっこう文章うまいんだよ! やめてくれー!!」
書籍「吉木りさに怒られたい」も好評な吉木りさが16日、パスワードを使わない認証技術の普及を進める団体ファイド・アライアンス(FIDO Alliance)日本上陸記者発表会に出席。フェイスブックなりすまし犯に怒りをぶちまけた。
「以前、友だちから『フェイスブックしてますよね、友だち申請しました』と言われた。見ると、ブログの写真を全部コピーしてずーっとわたしのような文章を書いていた」(吉木)
吉木は「私より面白い文章の方もいたりして……」と、なりすまし犯の巧妙な手口にむしろ驚かされてしまった様子だった。
同じ発表会に出席していた水道橋博士は、去年ツイッターのアカウントを乗っ取られたことがあったと話す。
「去年の2月2日、『アイドルと女優のドラマのキスシーンが濃厚だ、エロい』と書いてあるニュースがあったが、スパムだった。そこを見たら、(スパムにアカウントを乗っ取られて)リツイートがずーっと続いた」(水道橋博士)
水道橋博士。ツイッタースパム被害にあった |
水道橋博士は1997年に初めてインターネットで日記を書いた芸能人と言われているが、当時と現在ではセキュリティーの意識が様変わりしたという。「当時はISDNだったが、今は常時接続でつねにオープン。便利だけど面倒が多い」(水道橋博士)
今では更新日数にして6000日を超えるが、「総ヒット(アクセス)数がしょこたん1日分に負ける」ともボヤく。
吉木は水道橋博士のエピソードを聞き、「変なニュースを見るスケベな方なのかと思っていたが、実は素晴らしい。(インターネットに日記を公開するのを)初めてやるのは勇気がいることだから」と感心した様子を見せていた。
二人はツイッターやフェイスブックなど面倒なオンラインのパスワード管理を簡単にしてくれるというFIDOに期待をかけていた。
写真:編集部
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FIDO Alliance
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