確定申告ってなんのためにするの?
確定申告と聞くと、著名人の納税額ランキングなど、“税金を収める”イメージが強い。サラリーマンには無縁のものと思っている人もいるだろう。
確定申告は文字どおり、事業者の所得額と所得税額などを確定させる手続きだ。一方で、源泉徴収で納め過ぎた所得税を取り戻すための手続きでもある。
たとえば住宅ローンを抱えたサラリーマンなら、計算した所得税額からローン残高の1%を差し引いて、納め過ぎた税金を還付してもうらことも可能だ。ただし、会社の年末調整とは別に自分で確定申告する必要があり、ちょっと手間がかかるのも確かだ。そこで利用したいのが“e-Tax”。紙書類を提出せずに、e-Taxならネット経由で申告書データを送信して確定申告を済ませられる。
サラリーマンも確定申告で節税できる
●住宅ローンを控除
新築、改築、マンション購入など、住宅取得のための借入金残高の1%を所得税額から控除できる。
●医療費を控除
病気やケガ、出産などでかかった扶養家族の医療費、薬品代なども控除対象となる。
●寄付金や義援金など
災害義援金、ふるさと納税、政党への寄付などを所得控除できる。なお、お寺へのお布施は対象外。
確定申告はどんな人が対象?どんな収入を申告するの?
●関連サイト
e-Tax 国税電子申告・納税システム
弥生 スモールビジネス応援プロジェクト
週刊アスキー2/24号(No1016)では、特集『サラリーマンのためのネットで確定申告』を掲載。e-Taxに必要な個人認証用電子証明書の取得方法と手続き、e-Taxサイトを利用した確定申告の進め方、確定申告にまつわるQ&Aなどを紹介。また、おトクな“ふるさと納税”の活用についても取り上げています。
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