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ネット世論はなぜ極端に走るのか『ネット世論が日本を滅ぼす』他【今週の新刊】

2015年02月08日 09時00分更新

 発売されたばかりの気になる書籍をご紹介。今週は『ネット世論が日本を滅ぼす』、『セックスと恋愛の経済学』、『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』の3冊です。
 

ネット世論が日本を滅ぼす
著 中田安彦
ベスト新書
864円

 震災後に沸き起こったナショナリズム、反原発運動。ネット世論はなぜ極端に走りがちなのか。ネット右翼でもネット左翼でもない思考で、日本の政治を考える方法を模索する。

 

セックスと恋愛の経済学
著 マリナ・アドシェイド
東洋経済新報社
1944円

 恋愛や結婚を経済学の理論で分析。女子学生が多い大学ではデート費用が安くなる、ビールの価格を上げると性病罹患率が減るなど、データから恋愛市場を読み解く。

 

インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ
著 小林弘人、柳瀬博一
晶文社
1620円

 ネットやスマホの普及で、会社、地域、趣味のコミュニティを行き来するようになった人々。10~100人規模、原始時代の小さな村のような世界をどう生きるか語り合う。

 

※本記事は週刊アスキー2/17号(2月3日発売)の記事を転載したものです。

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