ゴマ油大サジ1ヲフライパンにニ熱シタラ、ミジン切リニシタニンニク1カケヲ香リガ出ルマデ炒メマス……まさか。ほんとに?
米国防高等研究計画局(DARPA)が29日、開発中のロボットがYouTubeのビデオから料理の仕方を学ぶ実験に成功したと発表している。人が遠くからコントロールしなくても、正しい調理器具を選んで使えるところまで行ったそうだ。
米メリーランド大学の研究者による画像認識をもとにした実行プログラム『MSEE』で動いていて、どうもその研究にDARPAが出資しているという話らしい。画像認識を使った学習機能は、グーグルが自動運転なんかに応用している分野だ。
写真を見ると、料理をしているロボットはリシンク・ロボティクス社のロボット『バクスター』(Baxter)のようだ。値段が従来より安く、単純な作業をくりかえせるから、産業用ロボットにうってつけじゃないかと言われている。
DARPAではこの学習技術を主に軍事や物流に応用するつもりらしいけど、戦争なんてつまらない。気になるのは、ちゃんとしたオムレツが焼けるかどうかだ。ロボット・コック・コンテストでも開いて、日本の誇るPepper君と対決させてはいかが?
写真:DARPA
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