小学生に携帯電話はどのくらい普及しているのでしょうか。スマホも持っている?
ICT総研は小学生の子供を持つ親4000人を対象に『小学生のスマートフォン利用実態調査』を行なった結果を公開しました。
スマホを持っている小学生は全体の5.6%
携帯電話利用率についてのアンケート結果によると、携帯電話を利用している小学生は全体の32.8%。3人に1人が携帯電話を持っていることになります。その中で「従来型携帯電話(ガラケー)を利用させている」とした回答者は27.2%と多数に対して、「スマートフォンを利用させている」とした回答者は5.6%。スマホを持っている小学生はまだまだ少数派なんですね。
スマホを持たせる理由に教育目的も
「スマートフォンを利用させている」という回答者にスマホを持たせる理由をきいた結果をみると、「いざという時に連絡が取れるから」が72.2%、「GPS機能が防犯に役立つから」30.2%と防犯目的が断トツ。中学受験をする予定の小学生に限定した結果だと、「学習教材など、教育に活用できるから」、「IT機器に慣れさせることができるから」がそれぞれ12.3%と教育目的の理由も目立ってきます。
注目が高い子ども向けスマホは『miraie』
「小学生の子どもに今後持たせたい“子ども向けスマートフォン”」について質問した結果をみると、auから発表されたジュニアスマホ、miraieが支持を集めています。
au初の子供スマホ『miraie KYL23』は、専用キーで防犯ブザーを鳴らすと同時にカメラで写真を自動撮影、位置情報とともに保護者へ自動送信してくれるという防犯機能に加え、「うざい」、「キモい」といった乱暴な言葉を入力すると警告画面が出現する“あんしん文字入力”といったネット時代のコミュニケーション・スキルを正しい方向に導く機能が備わっています。子ども向けの専用料金プランも支持を得ている模様。
ほかにも子どもに持たせたいスマホとして、ドコモの『スマートフォン for ジュニア』、ソフトバンクの『シンプルスマホ』などが挙がっています。
■関連サイト
2015年1月 小学生のスマートフォン利用実態調査:レポート|ICT総研 市場調査・マーケティングカンパニー
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