サンディスクは、Lightning&USB端子搭載のフラッシュメモリー『iXpandフラッシュドライブ』とマイクロUSB&USB端子のフラッシュメモリー『ウルトラデュアルUSBドライブ3.0』を発表しました。iXpandは本日出荷開始。デュアルUSBドライブ3.0は4月より発売予定です。
『iXpandフラッシュドライブ』
●1月29日出荷開始、2月より順次発売
●予想実売価格(各2年保証)
16GB 1万1000円前後
32GB 1万5000円前後
64GB 2万2000円前後
iXpandはApple認定MFiライセンスを取得したLightning端子搭載のUSBメモリー。iOS7.1以上のLightning端子採用iPhoneとiPadで利用可能。USB2.0側はWindows PCやMacなどと接続するときに使用します。
↑USBメモリーとしてはやや大きいが、これはiPhoneの駆動時間の確保と高速転送可能にするために必要なバッテリーが本体に内蔵されているため。 |
利用にはiOSアプリ『SanDisk iXpand Sync』(無料)が必要。アプリ内であれば、iOS標準ではサポートしていないWindows Media Video(.wmv)やWindows Media Audio(.wma)、Free Lossless Audio Codec(flac/.fla)フォーマットの再生や管理が可能です。
また、写真・動画の自動同期機能を備えており、最後にiXpandを装着した時から次装着するまでにカメラロールに追加された写真・動画をチェックし自動でバックアップがとれます。
iXpand内のデータは128ビットAES暗号化のパスワード保護も可能。PCで読み取り/書き込みする際はWindows Vista以降なら標準で、MacはOS X 10.6以上の環境で別途ソフトウェアのインストールが必要です。
↑iXpandをiPhone/iPadに挿すとアラートが表示され、アプリが立ち上がります。アプリをインストールしていない場合はApp Storeのリンクが開きます。 |
↑カメラロールの同期機能は、デフォルトではオフ。同機場所はiXpand内のフォルダーを指定できます。 |
『ウルトラデュアルUSBドライブ3.0』
●4月発売予定
●予想実売価格 未定(16/32/64GB、各5年保証)
デュアルUSBドライブ3.0はOTG(On The Go)対応のAndroid製品に接続できるUSBメモリー。マイクロUSB端子の方はUSB2.0仕様ですが、PC接続用の方はUSB3.0仕様。PC接続時には最大で毎秒130MBもの転送速度を誇ります。
↑『Xperia Z2 SO-03F』と比べたところ。 |
同社はは公式でファイルマネージャーアプリ『SanDisk Memory Zone』(無料)を用意。Android端末内、本製品内を分析でき、各ジャンルのファイルが占める容量やバックアップなどが可能です。なお、本製品はiOS向けのiXpandとは違い、専用アプリでなくても一般的なファイルマネージャーでもりようできます。
↑タブレットでSanDisk Memory Zoneを使っているところ。 |
サンディスクは今後もウェブでやりとりされるコンテンツは爆発的に増え、2020年には4万エクサバイトほどになると予想。さらに、現状でもウェブにアップロードされる写真の約71%はモバイル端末で撮られたもので、今後バックアップの需要や端末の容量不足を訴える声は多くなるとしています。
↑2製品の日本市場への投入について説明する同社リテール製品マーケティング部門バイスプレジデントのディネッシュ・バハール氏。 |
特に日本人は食事やイベントなどで写真を撮る習慣があり、さらに市場には高画質なカメラを搭載したスマホが多く販売されているので、今回の製品はそんな“カメラ好き”の日本人にはピッタリというわけです。2020年とか未来の話ではなく現時点で既に容量不足で困っているという方はぜひチェックしてみてください。
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サンディスク
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