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OS X 10.10.2が登場!Time Machineでクラウド上の削除データを取り戻せる

2015年01月28日 11時35分更新

 みなさま、おはようございます。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、本日、OS X 10.10.2がリリースされましたよ。

OS X 10.10.2

修正点は以下のとおりです。

・Wi-FIが接続解除される問題が解決されます
・Webページの読み込みが遅くなる問題が解決されます
・“メール”の環境設定でリモートコンテンツの読み込みを無効にした場合、Spotlightではメールのリモートコンテンツが読み込まれてしまう問題が修正されます
・Bluetoothヘッドフォンを使用しているときのオーディオとビデオの同期が改善されます
・Time MachineでiCloud Driveをブラウズする機能が追加されます
・VoiceOver読み上げのパフォーマンスが向上します
・Webページでテキストを入力するときにVoiveOVerが文字をエコーする問題が解決されます
・入力プログラムの言語が突然切り替わる問題が解決されます
・Safariの安定性とセキュリティが向上します

 Wi-Fiが突然解除される問題は個人的にも困っていたのでうれしい改善点です。ワタクシの場合、普通に使えていたWi-Fiアクセスポイントが突然見えなくなるという症状にときおり遭遇していましたので、これが直っているかどうか気になりますね。

OS X 10.10.2
OS X 10.10.2

 このアップデートでは、OS X純正のバックアップ機能であるTime Machineで、iCloud Driveのブラウズが可能になる新機能も加わっています。ローカルだけでなく、クラウド上のデータもTime Machineで取り戻せるのはありがたいですね。OS X付属のプレビューやテキストエディット、KeynoteやPages、Numbersなどの純正のオフィスアプリなどのデフォルトの保存場所はiCloud Driveですし。ただし、有効になるのはOS X 10.10.2にアップデートしてからなので、それまでにiCloud Drive上で削除したファイルは取り戻せません。

 実際にアップデート後にTime MachineでiCloud Drive内をブラウズしてみたところ、過去の日付けに戻るとタイトルバー部分が「iCloud Drive」から「com-apple-CloudDocs」に変わり、Keynoteなどのフォルダーは見えなくなりました。

 万が一に備えて、Time Machineなどでのバックアップを済ませてから、アップデートを実行しましょう。

●公式サイト
アップル

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