最大20枚のカードを1枚にまとめられる |
キャッシュカードが4枚、クレジットカードが4枚、免許証が1枚、保険証が1枚、スポーツクラブの会員証が1枚、病院の診察カードが1枚、よく行くシネマコンプレックスの会員カードが……もうやめよう。手元にあるのは財布というよりカードホルダーだ。
米国のスタートアップが私たちのために、最大20枚のクレジットカードやギフトカードを1枚にまとめられるデジタルカード『Plastc』を開発している。タッチ式ディスプレイに4ケタの暗証番号を入力して、登録したカードを選んで使用する。
電子インクのディスプレイには会員番号や有効期限など、通常のカードに印字されていた内容が表示されるようになっている。同社が開発しているおサイフアプリと連携すれば、カードによる支出や銀行の残高もまとめて管理できる。
お店では普通のクレジットカードとして使える |
iPhoneアプリと連携すれば、カードを置き忘れて約30メートル離れると「カードを置き忘れていませんか?」と通知が来るようにも設定できる。カードをなくしたときはiPhoneアプリからカード利用停止の手続きが取れる仕組みも備えている。
クレジットカードはビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレスの3大ブランドに対応する。読み込み技術はバーコード、磁気ストライプ、ICチップ、またNFC(近距離無線通信技術)に対応しており、QRコードなども読み込めるそうだ。
価格は155ドル(約1万8300円)、今年の夏発売で予約受付中。統計によれば20歳以上の日本人は平均3枚のクレジットカードを持っていることになるそうで、ちょっと値段は高いけど国内でも需要はありそうだ。日本にも早く来て!
画像:Plastc
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Plastc
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