「リットル・ロボット」(約4万円から) |
新幹線の網カゴに入ってるカタログ、あれが大好きだ。誰が買うのか想像がつかない、まるでメーターが振り切れたような商品のオンパレード。でも田舎に帰ったとき、意外と親戚のおじさんが買ってたりするんだよね……。
同じカタログでも、アメリカは振り切れ方のスケールが違うらしい。中でもSkyMallという機内カタログは伝説的だった。米国時間23日に同社の破産が報じられたため本当に伝説になってしまいそうだが、まだ同社のサイトは残っている。
たとえば、冒頭写真の「猫のトイレロボット」。猫がトイレをすると自動的に処理される。デス・スターのようなデザインが素敵だ。問題はどうやってロボットにお尻を入れてトイレをするようにしつけるか。340ドル(約4万円)から。
あるいは「光る便座」。SkyMallいわくホテルのトイレに最適だ。夜のホテルでぼんやり蛍光グリーンに輝くトイレ……。きっと便利なんだろう。49.99ドル(約5880円)。
「ナイト・グロウ・トイレット・シート」(約5880円) |
「サメボート」。シャチ、タコにからみつかれたサメ、紅いサメなどデザインが選べる。かつて西インド諸島沖に沈んだといわれる財宝満載の船を探す冒険の旅に出かけたいときにぜひどうぞ。8万5000ドル(約1000万円)。
「シーブリーチャー・カスタマイズ・ボート」(約1000万円) |
「庭のビッグフット」。63人が五ツ星をつけているイエティの置き物。フォーチュンがSkyMallの破産を聞きつけて「もうビッグフットの置き物が買えないの?!?」と嘆いていたほどの有名商品。Lサイズは2250ドル(約26万4000円)。
「ビッグフット・ガーデン・イエティ・スタチュー」(Lサイズ 約26万4000円) |
そのほかSkyMallの振り切れたグッズはここや、ここ、このあたりのブログがまとめて載せている。英文だけど、写真だけ見れば言いたいことはすべて分かるはずだ。
ともあれ、時代は確実にカタログ雑誌からAmazonのようなオンラインショッピングに移っている。そのうちAmazonの専用ページに「イエティ」が載ることになるのかなあ。
画像:SkyMall
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SkyMall
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