ある種のウェアラブルデバイス「モッド」(The Mod)が開発中だ |
私はこれが何に使うためのデバイスなのか分からないんだけど、週刊アスキーの伊藤有編集長代理が「書いて!これ書いて!」と食い気味に言ってきたから、きっと画期的なものなのだろうと思う。
モッド(The Mod)はオープンソースで開発可能な一種のウェアラブルデバイスだ。コントローラーで信号を入力すると、ボディーに内蔵した3つのモーターが震動する。震動パターンは利用者がプログラムして、インターネットで公開できる。
開発には、同社が作ったワンボードマイコン・アルドゥイーノ(Arduino)互換基板「ディルドゥイーノ」(Dilduino)を使用する。プログラム用のソフトウェアライブラリ「OSSex」はGithubサイトで公開中。
アルドゥイーノ(Arduino)互換基板「ディルドゥイーノ」(Dilduino) |
任意の機器をコントローラーに震動させられる |
入力デバイスと震動パターンをプログラムできる |
作成した震動パターンは公開可能 |
基板にハック用USB端子を備え、任天堂のゲーム機「Wii」のジョイスティック「ヌンチャク」など任意のコントローラーを接続できる。ボタンスイッチやロデオマシン、エレキギター、ガイガーカウンターなどをコントローラーとして使用可能だ。
電源には875mAhバッテリーを使用する。Androidスマートフォン用のmicroUSBケーブルで充電し、バッテリー持続時間は1回の充電でおよそ数時間。
開発元のスタートアップ・カミングル(Comingle)はクラウドファンディングIndiegogoで開発資金を募集中。199ドル(約2万3400円)で本体と各種センサーのセット(ベンドセンサーや圧力センサーなど)を購入できる。今年7月に出荷予定。
既製品よりもより精緻な震動パターンを試せるのが強み。開発元はモッドをハードウェアプラットホームとして普及させ、ある種のデバイスのフォームファクターにすると意気込んでいる。
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■関連サイト
The Mod - Indiegogo
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