週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

大人のおもちゃ、オープンソースになる IndiegogoでThe Modが支援募集中

mod
ある種のウェアラブルデバイス「モッド」(The Mod)が開発中だ

 私はこれが何に使うためのデバイスなのか分からないんだけど、週刊アスキーの伊藤有編集長代理が「書いて!これ書いて!」と食い気味に言ってきたから、きっと画期的なものなのだろうと思う。

 モッド(The Mod)はオープンソースで開発可能な一種のウェアラブルデバイスだ。コントローラーで信号を入力すると、ボディーに内蔵した3つのモーターが震動する。震動パターンは利用者がプログラムして、インターネットで公開できる。

 開発には、同社が作ったワンボードマイコン・アルドゥイーノ(Arduino)互換基板「ディルドゥイーノ」(Dilduino)を使用する。プログラム用のソフトウェアライブラリ「OSSex」はGithubサイトで公開中

dild
アルドゥイーノ(Arduino)互換基板「ディルドゥイーノ」(Dilduino)
cont
任意の機器をコントローラーに震動させられる
dild
入力デバイスと震動パターンをプログラムできる
dild
作成した震動パターンは公開可能

 基板にハック用USB端子を備え、任天堂のゲーム機「Wii」のジョイスティック「ヌンチャク」など任意のコントローラーを接続できる。ボタンスイッチやロデオマシン、エレキギター、ガイガーカウンターなどをコントローラーとして使用可能だ。

 電源には875mAhバッテリーを使用する。Androidスマートフォン用のmicroUSBケーブルで充電し、バッテリー持続時間は1回の充電でおよそ数時間。

 開発元のスタートアップ・カミングル(Comingle)はクラウドファンディングIndiegogoで開発資金を募集中。199ドル(約2万3400円)で本体と各種センサーのセット(ベンドセンサーや圧力センサーなど)を購入できる。今年7月に出荷予定。

 既製品よりもより精緻な震動パターンを試せるのが強み。開発元はモッドをハードウェアプラットホームとして普及させ、ある種のデバイスのフォームファクターにすると意気込んでいる。

 刺激の強い実物写真を見たい人は、周りに人気がないことを確認してコチラをクリックしてみよう。The Modの支援募集ページではプロモーション動画やさまざまな解説も見ることができる。

■関連サイト
The Mod - Indiegogo

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります