ラトックシステムから高速転送規格“UHS-II”やSxSに対応したメディアリーダーを搭載する5インチベイアイテムが発表された。また、外付けタイプも同時発表したのでご紹介したい。
REX-MR18
●直販価格 7万3440円
●1月中旬発売予定
REX-MR18は5インチベイ取付タイプ。対応メディアはSDカード(SDXC、SDHC、UHS-I、UHS-II)、SxSカード(SxS PRO+、SxS PRO、SxS-1)、CFカード(CompactFlash c6.0,PIO mode6,UltraDMA mode7)、SSD(SATA2.5inch)と幅広く、いわゆる業務用ビデオカメラなどに使われるプロシューマー用途で使うメディアにも対応している。そう考えると、5インチベイアイテムと言えど、納得(?)の価格だ。対応OSはWindows 8.1/8/7。
電源はHDD用の4ピンでPC接続はマイクロUSB3.0。なお、内部にUSB3.0ポートがないデスクトップPC用に同社のインターフェースボード『REX-PEU3G』(別売、直販価格5512円)も案内している。
REX-MR18EX
●直販価格 8万7480円
●1月中旬発売予定
REX-MR18EXは外付けタイプで、付属の電源ユニットで駆動する。PCは接続USB3.0。対応OSとメディアはREX-MR18と同じで、もちろん2.5インチのSSDが入るSATAスロットも搭載する。
いずれもメディアリーダーとしてはかなり高価な部類だが、業務用ビデオカメラで採用されているメディアはそもそも専用リーダーが高価なのも確か(SxSのソニー製リーダーは3万円以上する)。また、4k動画や高速連写がウリのデジイチ眼など、高速帯域を必要とする機器ではUHS-IIが徐々に普及して生きている。高速メディアに完全対応のPCや環境をサクッと整えたい人は要注目のアイテムとなりそうだ。
■関連サイト
ラトックシステム製品情報
(2015年1月9日12時15分訂正:記事初出時、誤字がございました。お詫びして訂正いたします。)
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