ラスベガスで開催中のCES2015にて、LGエレクトロニクスが発表したのが、曲面ディスプレー搭載の『LG G flex2』。
縦方向に湾曲した独自スタイルが特徴の『LG G flex2』。 |
ディスプレーサイズは前モデルの6インチ(720×1280ドット)から、ひとまわり小さくなり、5.5インチ(1080×1920ドット)となっている。サイズは小さくなっているが、解像度は上がっているので、より高精細で文字などが見やすいのがポイント。
背面はツヤのある塗装で、うっすらと円状のヘアライン加工が施されている。星空をモチーフにしているとのこと。 |
本体カラーはシルバーのほかレッドも用意されており、カラーバリエーションが1色だった前モデルよりも、より幅広い層に受けそう。さらに、キズを自己修復するコーティングもされており、ポケットなどにそのまま放り込んでも安心。
本体カラーは、シルバーとレッドの2色展開。 |
本体のカーブはディスプレー面が700R。前モデル同様、カーブの具合が通話時の顔にフィットしやすい角度だ。ディスプレーサイズが小さくなったぶん、片手でも操作しやすくなっている。
前モデルと比べてサイズダウンはしているが、横からみるとしっかりとカーブしている。 |
画面をタップするだけで、スリープからの復帰やロック解除ができるノックコードも搭載。 |
カメラ機能としては、光学手ぶれ補正によりブレの少ないシャープな仕上がりが期待できる。さらに、レーザーオートフォーカス機能を搭載しており、被写体に素速くピントが合わせられる。
レーザーで被写体までの距離を素速く計測し、ピントを合わせる時間を短縮できる。 |
自撮り用の機能として、手を握るとシャッター切れる“Gesture Shot”を搭載。 |
ディスプレーの解像度はあがっているが、CPUは64ビットのSnapdragon810(2GHz、オクタコア)を採用しており、非常にパワフルで画面のスクロールや切り替えなどは実にスムーズ。ただしせっかくの64ビットなのに、メモリーが2GBというのはやや残念だ。
解像度が上がり高精細になったので、ウェブサイトなどの閲覧にピッタリ。 |
VoLTEの通話品質を3種類から選べる。 |
デモ機には日本語ロケールも搭載されており、メニューも含めて日本語モデルに切り替え可能。さらにVoLTEに関する設定メニューもあり、このまま日本で発売されてもおかしくないレベル。ただし、同社広報は日本での展開に対して「ノーコメント」とのこと。前モデルはauからリリースされており、今モデルも期待したいところだ。
●関連サイト
・LG G flex2(プレスリリース)
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