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湾曲スマホの最新モデル『LG G flex2』をじっくり触ってきた:CES2015

2015年01月07日 14時30分更新

文● 中山智 編集●ハード松村

 ラスベガスで開催中のCES2015にて、LGエレクトロニクスが発表したのが、曲面ディスプレー搭載の『LG G flex2』。

LG CES
縦方向に湾曲した独自スタイルが特徴の『LG G flex2』。

 ディスプレーサイズは前モデルの6インチ(720×1280ドット)から、ひとまわり小さくなり、5.5インチ(1080×1920ドット)となっている。サイズは小さくなっているが、解像度は上がっているので、より高精細で文字などが見やすいのがポイント。

LG CES
背面はツヤのある塗装で、うっすらと円状のヘアライン加工が施されている。星空をモチーフにしているとのこと。

 本体カラーはシルバーのほかレッドも用意されており、カラーバリエーションが1色だった前モデルよりも、より幅広い層に受けそう。さらに、キズを自己修復するコーティングもされており、ポケットなどにそのまま放り込んでも安心。

LG CES
本体カラーは、シルバーとレッドの2色展開。

 本体のカーブはディスプレー面が700R。前モデル同様、カーブの具合が通話時の顔にフィットしやすい角度だ。ディスプレーサイズが小さくなったぶん、片手でも操作しやすくなっている。

LG CES
前モデルと比べてサイズダウンはしているが、横からみるとしっかりとカーブしている。
LG CES
画面をタップするだけで、スリープからの復帰やロック解除ができるノックコードも搭載。

 カメラ機能としては、光学手ぶれ補正によりブレの少ないシャープな仕上がりが期待できる。さらに、レーザーオートフォーカス機能を搭載しており、被写体に素速くピントが合わせられる。

LG CES
レーザーで被写体までの距離を素速く計測し、ピントを合わせる時間を短縮できる。
LG CES
自撮り用の機能として、手を握るとシャッター切れる“Gesture Shot”を搭載。

 ディスプレーの解像度はあがっているが、CPUは64ビットのSnapdragon810(2GHz、オクタコア)を採用しており、非常にパワフルで画面のスクロールや切り替えなどは実にスムーズ。ただしせっかくの64ビットなのに、メモリーが2GBというのはやや残念だ。

LG CES
解像度が上がり高精細になったので、ウェブサイトなどの閲覧にピッタリ。
LG CES
VoLTEの通話品質を3種類から選べる。

 デモ機には日本語ロケールも搭載されており、メニューも含めて日本語モデルに切り替え可能。さらにVoLTEに関する設定メニューもあり、このまま日本で発売されてもおかしくないレベル。ただし、同社広報は日本での展開に対して「ノーコメント」とのこと。前モデルはauからリリースされており、今モデルも期待したいところだ。

●関連サイト
・LG G flex2(プレスリリース)

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