1月4日、千葉・幕張メッセにてEDM(Electronic Dance Music)系ミュージックフェスティバル『electrox 2015』が開催された。electroxは国内外の有名アーティストが参加するエレクトロダンスミュージックフェスで、昨年に第1回が開催されて大好評だったものだ。そのelectroxが再び開催されるとあって、正月連休の最後となる日曜日にノリまくりたいオーディエンスが大勢集まった。
お正月にだらだらしていた筆者もelectroxに参加してみた! electroxはステージブースとフード/物販ブースにフロアが分かれており、ステージでノリ全開を出した後はフード/物販ブースでまったり、というクラブっぽい楽しみ方ができる。EDM系フェスだけあってステージ以外もクラブ系のブース出展ばかりなのだが、そのブースの一端にある『マールボロ フュージョン ブラスト @エレクトロックスブース』がステージとはまた別の異様な盛り上がりを見せていた。
『マールボロ フュージョン ブラスト @エレクトロックス』は喫煙所スペースも兼ねており、入口には青とオレンジのドームが。これは新製品の『マールボロ フュージョン ブラスト』のカプセルをイメージした色を模してるようだ。
マールボロブースの入口には“衝撃”や“決断”といったテーマと共に様々なアトラクションがあると説明されている。
マールボロブースに入ってみると、喫煙所を兼ねているということもあって灰皿やタバコの販売をしている様子。その他にもステージらしきものやフェス参加者がマットに向かってジャンプしている場所がある。一体これは何なのか?
特設ステージ近くに行くと内容が判明した。ステージ上は、なんとフェス参加者の髪をカリスマ美容師がカットしてくれるのを皆でワイワイ楽しむというものらしい。ただし、カット内容はカリスマ美容師の完全お任せコースとなるため、参加資格は“常識を超える決断したもの”だけという。これは、マールボロが決断を通して人生を切り開く成人喫煙者を応援しているブランドだからこそのアクティビティだということ。「明日から仕事始めなのに変なカットにされたら困る」なんて考えてるような優柔不断な臆病者にはご遠慮いただいてるアトラクションのようだ。すでにステージにはヘアカットに挑んでいるフェス参加者がいるので、その様子を見てみよう。
ヘアカット参加者はステージに上り、髪をカットする前に、「未来の選択肢に、MEYBEはない」という決断の証として、手渡されたMAYBEに大きくバツ印をつけていく。これで決断完了だ。
え、いきなりバリカン? 最初から結構バッサリ切っちゃうんですね。つうか思いっきり決断しすぎじゃね?
髪をカットしたらフュージョンブラストのテーマカラーである青とオレンジのヘアカラーも欠かさない。スプレーで染髪ブシュー。
一連のヘアカットとカラーを施されたら終了! ステージでカットしてもらっていた男性、カンバヤシさんは営業マンとのこと。清々しいまでの潔さだ。
女性もカットイベントに参加しています。さすがに女性の場合は大幅カットまではせず、ヘアアレンジとカラーリングが多い感じ。
お任せカットと言ってもカリスマ美容師さんだし、フェスへ遊びに行ったらモヒカンで帰って来たなんてことにはならないだろうと思って見ていた自分が甘かった。そしてカットイベント参加者がみんな楽しそうなので、ここは筆者も参加してみることに!
MAYBEに大きくバツをつけ、覚悟を決めた筆者。カットを担当してくれるのはGAFF 表参道本店の熊谷玲奈さんだ。「うーん、ロングだしバッサリ行きましょ」と宣言したのち、てきぱきとハサミを進めていく。真っ先に襟足がバッサリ。
髪をカットしてる様子はブース内のモニターでも放送されている。元の髪型がアレだったので司会者の方からもイジられ放題だ。
サイドへ跳ねたアクセントとカラーリングを施したら完成。結構手の込んだ髪型ですよ。最後に「常識をぶっ潰せ!」とシャウトして、決断した姿を皆に見てもらいました。
フェス向けのファンキーな髪型へチェンジしてもらったら後、スタッフのお姉さんから新製品のメンソールタバコ『マールボロ フュージョン ブラスト』の試供品を勧められた(髪を切らないでも貰えます)。いただきます。
『マールボロ フュージョン ブラスト』はすでに昨年末に発売しているので知っている人もいるかもだが、フィルター内に2つのカプセルを内蔵しているのが特徴の製品だ。ブース入口やヘアカラーなどでやたら青とオレンジを推していたのは、この2つのカプセルのイメージカラーだったからだ。
せっかくだし味わってみることに。普通に吸うと軽めのメンソールだが、オレンジ側の“ミックスボール”を潰すとエキゾチックな香りがプラスされた。次に青い“アイスボール”を潰すと鼻に抜ける強めのメンソールに。これは面白い! 今まで感じたことのない新感覚なタバコだ。
もうひとつの謎のアトラクション、参加者がマットに飛び込んでは『マールボロ フュージョン ブラスト』のイメージビジュアルと同じようなジャンピングシーンを撮影して、それを写真にしてもらえるというものだ。
マットが広告のような背景となり、カメラマンは上から撮影している。カメラマンからの合図でタイミングを合わせてジャンプ。
出来上がった写真がこちら。柔道の受身シーンのような感じに。
マールボロブースではタバコの販売もしていた。その中で『オリジナルパッケージのマールボロ』というものがあった。タブレットを使って真っ白なパッケージにロゴマークや背景、手書きのメッセージなどを描きくわえた“世界で唯一”のオリジナルマールボロを購入できた。オリジナルパッケージ版タバコは通常版と同じ金額だったので、フェスの記念品としても良さそうだ。
タブレットで背景やロゴを配置していく。傾きや拡大縮小なども自由自在。
タバコ箱専用のプリンターで印刷。上の窓からは印刷している様子を見られた。
マールボロブースは年齢制限や喫煙の有無といった条件はあるが、フェスの高揚感と喫煙のリラックスした雰囲気、そしてどうなるか分からない意外性がミックスされた、とても面白いイベントブースとなっていた。electrox以外にも様々なフェスやイベント等でもブースを出しているそうなので、見かけたらぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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