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オトコにはひとりになりたいときもある そんなときのRaspberry Pi|Yahoo!知恵袋連動

2015年01月03日 14時00分更新

文● ライター 宮里圭介 編集●週アス編集部 撮影●岡田清孝 図版●古川誠之

奇問難問に超回答してみた
ヤフー知恵袋勝手に答え隊

 ひとり静かに過ごしたいひととき、そんな時間が男性ならずとも老若男女、誰にでもあるはず。そんなときに便利な人感センサーのお悩みに勝手に答えてみました。

[質問]
人を感知すると指定したメールアドレスにメールを送るような物をつくってみたいと考えています。

[回答]
ナイトライトとラズベリーパイで作ろう!

人感知装置 『だれかキタなう1号』
Yahoo_993

【使用パーツ】

●ナイトライト
 ELPA LEDセンサー付ライト PM-L200(1500円前後)
●コンピューター
 Raspberry Pi(4300円前後)
●4GB以上のSDカード(1000円前後)
●3.3V動作の汎用ロジックIC
 74HC132(100円前後)

合計費用 6900円前後

 すべてゼロから作ると、かなりの知識と時間が必要。そこで、センサー部分は人を感知してLEDが光る『ナイトライト』、メール送信用にはネットワークに接続できる小型コンピューターの『ラズベリーパイ』といったように、ある程度出来上がっているパーツを組み合わせて作ってみた。

 なお、通知はメールで行なうよりも、ツイッターでつぶやくほうがおもしろいかなーと思い、そうしてみたが、メールのほうが都合がよければスクリプトの改造で対応できる。

センサー部の仕組み
Yahoo_993
↑LEDを光らせる信号を奪ってラズベリーパイへ入力、ツイートするというのが大まかな流れ。

『だれかキタなう1号』の作り方

ライトを分解して基板を取り出す
Yahoo_993
↑まずはナイトライトを分解。基板中央下にあるのが人感センサー。そのすぐ右が光センサー。
基板の裏側にケーブルを付ける
Yahoo_993
↑基板の裏をチェック。LEDへの配線を追いつつ、テスターで光らせている信号を探す。
信号とGNDをケーブルで延長する
Yahoo_993
↑見つけた信号とGND(グランド)にケーブルをはんだ付け。なお、GNDは配線しやすい場所から取った。
電圧を変換してラズベリーパイへ
Yahoo_993
↑センサーの出力は3.8Vと少し高かったので、汎用ロジックICで3.3Vにしてから入力した。

スクリプトでつぶやかせる

#!/bin/bash
while :
do
     status=`gpio -g read 17`
     if [ "$status" = "0" ]; then
          echo "HERE COMES A NEW CHALLENGER !"
          ttytter -ssl -status="HERE COMES A NEW CHALLENGER ! ($(date))" -silent

          while [ "$status" = "0" ]
          do
               status=`gpio -g read 17`
          done
     fi
done

↑読み取りに『WiringPi』、ツイートに『TTYtter』を使ったスクリプトを作成。

Yahoo_993
↑廊下にあったコンセント部に設置。センサー前を人が通りかかるとLEDが光る。
人が通るとツイートされた!
Yahoo_993
↑コメントがつぶやかれれば成功だ。DMなどで、自分宛てにツイートさせてもいい。

■関連リンク
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