2014年最後の発売号、週刊アスキー1010号の入稿作業が無事終了し、レジスタンスのエージェントとして活動をしていたところ、北千住駅前で気になるものを見つけました。
あ、1010だ。
ここも。
ここにも。
1010がいっぱい。
これは1000。
ここは北千住。きたせんじゅ。きたせんじゅう…1010…。
あらあら、今売ってる週アスと同じ数字ですね、なんてちょっとググってみたところ、そもそも千住という地名の由来となったという千手観音があるらしいじゃないですか。
せんじゅ仲間ということで、1010号になった週アスを持ってご挨拶に行ってみたらどうかしら…なんて思って連絡してみたところ、快くOKをいただきました。
場所はこちら。
もちろん、ポータルになっておりました。
お寺の名前は勝専寺。1260年に草創というとても古くからあるお寺です。
1260年に開基兵部政勝の父、図書正次という人物が荒川に網を投じたところ、その網に千手観音がかかり、本堂に安置されることになったという。いつごろ造られたのかは不明。
この仏像の「千手」が「千住」という地名の由来になった件については、諸説あるので断定はできないが、有力な説のひとつなんだとか。
千手観音は現存しているものの、痛みが激しく非公開とのことでしたが、今回特別に見せていただきました。
ダンジョンみたいなお寺の中をぐるぐる移動した先…
千手観音は位牌堂の真ん中にまつられていました。
いただいた資料には「中央の二手に薬籠を持ち、左右に二十手ずつ、この一手が能く、二十五を乗じた千手をなしています」と書いてありました。
現在、33代目(!)という74歳の住職さんによると「千手観音は、千本の手であらゆる苦悩をすくいとってくれるといわれています」とのことだったので、週アススタッフ、週アス読者さんの悩みをすくってもらおうということで、多少押し売りでありますが、週アス1010号もお供えしてきちゃいました。
千手観音の隣りには、江戸幕府の第三代将軍、徳川家光寄進の大鷲釈迦如来像が。家光が境内に仮御殿を造営するなど、徳川幕府との縁が深いようで、水戸黄門でおなじみの紋所があちこちにありました。
12/31の大晦日では、参拝者の方も除夜の鐘をつけるそうです。23時ごろから整理券を配布する予定です。(千手観音は見れません。ごめんなさい。)
それではみなさま、よいお年を!
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