VAIOブランドの格安スマホが2015年1月に誕生？日本通信との協業を正式発表

2014年12月25日 10時30分更新

　VAIOと日本通信は通信とハードウェアを組み合わせた“モバイル機器”に関する協業を正式に発表しました。



↑設立会見時のVAIO代表取締役社長の関取高行氏。

　VAIOといえば、“本質+α”、“選択と集中”をキーワードに2014年7月1日にソニーを離れ独立。長野県・安曇野で製品の設計と品質管理を行なう“安曇野FINISH”など、“こだわり”を大事にしているPCメーカーです。一方日本通信はいち早くMVNO事業者として“格安SIM”の提供を開始。価格競争や各種プランの数も業界で一二を争っています。



↑VAIOは現状VAIO Fit、Pro11/13のラインアップを展開。



↑日本通信は、多彩な通信プランを用意している。

　リリースには「チャレンジ精神に富んだ両社は、“モバイルネットワークを使ったコンピューティングの在り方を追求し新たな市場を創出する”協業の姿を思い描き、その結実した姿の一つとして、来月にもVAIOブランドのスマートフォンを日本市場に投入するプロジェクトを既に進めています」と記載。また、VAIO広報に今回のリリースについてたずねたところ「日本通信さんと新しいことにトライしたいと考えています。ソニーや他社と“戦う”という気はありません」と答えています。

　他社とは違う新しい市場とは、どんなものか？ VAIOブランドを使ったPC寄りの“タブレット”ではなく“スマホ”とは一体何か？など気になることは多々ありますが、来月、すなわち2015年1月の発表を待ちたいところです。　