HP OMEN
●直販価格 21万5784円~
●12月17日午後より受注開始
日本語で“前兆”や“兆し”を示す“OMEN(オーメン)”は日本HPのゲーミングノートPCの新シリーズ。米国では既報のとおり発表済みだが、今回、日本向けにも正式発表となった。レーシングカーからインスピレーションを受けたというボディーは、ヒンジにチタンのマフラーを思い起こさせるようなデザインが施されている。
ディスプレーはフルHDでタッチ対応の15.6インチIPSパネルを採用。Haswell世代のCore i7-4710HQ(2.5GHz、最大3.5GHz)やM.2接続の256GB SSD、16GB DDR3Lメモリーに加え、グラフィックにはGeForce GTX860M(4GB)を搭載するなど基本スペックは十分高い。同クラス最薄の19.9ミリ(最薄部15.5ミリ)の厚さに、高精度なアルミ切削処理や、微細なサンドブラストフィニッシュ、アルマイト処理など、エレガントさにもこだわった外観。
デザインについつい目が行きがちだが、インターフェースはすべて背面に配置し、ゲームや映像に強いBeatsAudioスピーカーを装備。さらに、底面には外周を囲むようにゴム足を配することで、排気口からの熱がこもった空気が底面に逆流しないように配慮。内部ではデュアルファンと3本の銅製ヒートパイプを採用し、熱処理能力を高めるなど、ゲームに向けて“排熱処理”にもとことんこだわった逸品だ。
●おもなスペック(HP OMEN 15-5005TX)
CPU:Core i7-4710HQ(4コア/8スレッド、2.5GHz、最大3.5GHz)
ディスプレー:15.6インチIPS液晶(1920×1080ドット、141dpi)
グラフィック:GeForce GTX860M(4GB)
メモリー:8GB DDR3L
ストレージ:256GB SSD
通信機能:IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
インターフェース:USB3.0×4、HDMI出力、ミニDisplayPort出力ほか
OS:Windows8.1 Update(64bit)
サイズ/重量:約383(W)×251(D)×19.9(H)mm/約2.15kg
HP Stream11
●直販価格 2万7864円
●12月17日午後から受注開始
“脱HDD”でクラウド利用を念頭に置き、2万8000円を切る価格にも注目したいモバイルノートPC。ストレージは割り切った容量と言える32GB eMMCを搭載。MSのOneDrive 100GBが2年間無料で利用できる。11.6インチ液晶を備え、ファンレスで約8時間15分の駆動時間を実現。厚さ21ミリで重さは約1.26kg。世界をターゲットに決めたというカラーはホライズンブルー。
キーボードはアクセントとなる白で、そのほかはトップカバー、ディスプレーのフレーム、そしてゴム足まで同系色で統一。キーボード周辺には同系色のグラデーションがかかっている。セカンドPCのほか、子どもに与える1台としてもちょうどよい外観だろう。
●おもなスペック
CPU:Celeron N2840(2コア/2スレッド、2.16GHz、最大2.58GHz)
ディスプレー:11.6インチIPS液晶(1366×768ドット、135dpi)
グラフィック:Intel HD Graphics(CPU内蔵)
メモリー:2GB DDR3L
ストレージ:32GB eMMC
通信機能:IEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース:USB3.0、USB2.0、HDMI出力ほか
OS:Windows8.1 Update(64bit)
サイズ/重量:約300(W)×207(D)×19(H)mm/約1.26kg
(2014年12月18日15時30分追記)『Stream11』のカラーに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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