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Wi2が自社サービスを訪日外国人向けに解放 日本在住者は基本利用できず

2014年12月11日 17時15分更新

 ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)は訪日外国人観光客をターゲットとした公衆無線LANサービス“TRAVEL JAPAN Wi-Fi プロジェクト”を発表しました。

TRAVEL JAPAN Wi-Fi プロジェクト

 TRAVEL JAPAN Wi-Fiは12月12日から順次認証アプリが配布され、2015年6月末までをトライアル期間、2015年7月からの本格商用展開を目指します。

TRAVEL JAPAN Wi-Fi プロジェクト

 今回のサービスで利用できるエリアはWi2が展開する“Wi2ベーシックエリア”(BBモバイルポイントを除く)が基本となり、一部参画法人・自治体から提供されるプレミアムコードをアプリに登録すると“Wi2オプションエリア”(SSID:“Wi2premium”、“Wi2premium_club”)が利用可能となります。

 同社はこのプロジェクトを通して、参画企業・自治体によるO2O系の情報展開、利用者属性や行動経路などを分析したマーケティング情報でさらなるサービス向上を狙うとしています。

TRAVEL JAPAN Wi-Fi プロジェクト

●参画企業・自治体(50音順)
・アクセンチュア
・小田急電鉄株式会社
・京都市・(公財)京都文化交流コンベンションビューロー
・KDDI株式会社/沖縄セルラー電話株式会社
・神戸市
・株式会社ジェーシービー
・株式会社ドン・キホーテ
・日本航空株式会社(JAL)
・パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
・ぴあ株式会社
・株式会社ビックカメラ
・株式会社マツモトキヨシ

●協力法人(50音順)
・AIZAC株式会社
・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
・株式会社インテリジェンスビジネスソリューションズ
・株式会社スキータ
・株式会社Sen(MATCHA)
・株式会社デジタルガレージ
・富士ソフト株式会社
・ブリンガー・ジャパン株式会社(GOOD LUCK TRIP JAPAN App)

TRAVEL JAPAN Wi-Fi プロジェクト
↑Wi2代表取締役の大塚浩司氏。

 現在日本在住の身として気になるのは「自分たちはこのサービスを使えるのか」というところですが、同社によると「アプリ自体が日本のマーケット(App StoreとGoogle Play)では公開しない」とのこと。

 日本に今住んでいる人が利用することは困難ですが、もし海外から友人や仕事上のパートナーが訪日する場合はオススメしてもいいかもしれません。

●関連サイト
Wi2

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