『LUMIX GH4』
メーカー:パナソニック
デジタル一眼スタイルでは世界初となる毎秒30フレームの4K動画が撮れる1605万画素のミラーレス機。レンズが交換でき、さまざまな画角で映像が撮れるデジイチの利点がうまく融合している。前モデル『GH3』とセンサー画素数や外観デザインはほぼ同じだが、新開発のLiveMOSセンサーにより画像処理性能が大幅に向上。映画向けの毎秒24フレームの4K(4096×2160ドット)も撮影でき、さらにリニアPCM録音やタイムコード記録など、前モデルとはまったく異なる“レンズ交換式のシネマビデオカメラ”という位置付けだ。
4K撮影では細部のディテールをしっかり形として捉えつつ、色表現や明るさのトーンの繊細さ、ダイナミックレンジの広さはプロ機顔負けの実力。また、デジタル一眼の大口径レンズならではのボケ味を自分で細かく調整できるのもうれしい。高性能センサーにより、動画撮影時のオートフォーカス性能も高く、夕暮れ時に遠方から迫ってくる列車をしっかりと捉えられた。写真と動画を両方撮るユーザーならこの1台ですべて事足りるカメラと言える。
動画専用メニューも装備 |
↑静止画とは別に動画専用の撮影メニューを用意。もちろんタッチで操作が可能。 |
■おもなスペック
撮像素子:4/3型(17.3×13mm)Live MOSセンサー
有効画素数:約1605万画素
付属レンズ:光学10倍ズーム(35ミリ換算28~280mm、F3.5-5.6)
動画記録:MPEG4/AVCHD(3840×2160ドット/29.97p)
背面ディスプレー:3インチタッチ有機EL(約104万ドット)
通信機能:NFC、IEEE802.11b/g/n
記録メディア:SDXCカード(UHS-I対応)
実撮影可能時間:約90分(4Kモード記録時、公称値)
サイズ/重量:132.9(W)×83.9(D)×93.4(H)mm/約825g(撮影時)
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