週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

EIZOから“DCI-P3”98%カバーの映像製作向け4K超液晶や正方形液晶などが2015年に登場

2014年11月18日 15時15分更新

EIZO2015

 EIZOが31.1インチ(4096×2160ドット)ディスプレー『ColorEdge CG318-4K』を2015年3月20日に発売する。直販価格は54万円。
 

EIZO2015
↑AdobeRGBも99%カバーする。

 解像度4096×2160ドットは米国のデジタルシネマ規格(DCI規格)に準拠した数値で、デジタルシネマ向けの色域“DCI-P3”を98%カバーすることから映像制作向けの製品である。コントラスト比は1500:1で、引き締まった黒を表現できる。

 また、キャリブレーションセンサーを内蔵し、基準を出すデバイスに合わせて調整。その後の色管理は内蔵のセンサーが自動で行なうしくみだ。電源を入れてから最短3分で輝度、色度、階調特製が安定するようになっている。入力はDisplayPort1.2で、4K/60p、HDMIで4K/30pの表示に対応する。

■おもなスペック
ディスプレー 31.1インチIPS(4096×2160ドット、149dpi)
輝度 350cd/m2
コントラスト比 1500:1
中間色応答速度 9ms
表示階調 1024階調
色域 AdobeRGB 99%、DCI-P3 98%
インターフェース USB3.0×4(ハブ×3、モニターコントロール用)、DisplayPort入力×2、HDMI×2ほか
サイズ 735(W)×245(D)×583(H)mm

EIZO2015

 このほか、正方形の26.5インチ液晶(1920×1920ドット)『FlexScan EV2730Q』も2015年の1~3月ごろを予定に発売される。

 通常のフルHD液晶より縦方向に約78%広く使えるので、縦長のウェブサイトの表示やCADなどの作業用途で全体を把握しやすい。

■おもなスペック
ディスプレー 26.5インチIPS(1920×1920ドット、102dpi)
最大表示色 約1677万色
インターフェース USB2.0×3(アップストリーム、ダウンストリーム×2)、DVI-D、DisplayPortほか
スピーカー 1W+1W

■関連サイト
EIZO

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります