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歩きスマホ、その時カラダに起こっていることは?ウォークスキャンで検証

2014年11月08日 22時00分更新

「歩きスマホは危険なのでやめましょう!」と警鐘されていますが、街中を見渡すとやはりいますよね。
注意力が散漫になって接触事故の危険があるのはもちろんですが、歩きスマホをしている時のカラダの状態はどうなっているのでしょう?
今回はオムロンの歩行姿勢計『ウォークスキャン』を使って、歩きスマホ最中の姿勢をチェックしてみました。

歩行姿勢計

歩行姿勢計 HJA-600T ウォークスキャン
●オムロンヘルスケア
●実売価格6000円前後

歩行姿勢計
iPhone専用アプリ『美姿勢ウォーク』

『ウォークスキャン』の見た目は歩数計。iPhoneアプリ『美姿勢ウォーク』とBluetoothで通信して連動します。
歩行姿勢チェックでは、自分の歩くクセを動物に見立てて6タイプに分類してくれます。

歩行タイプは上位から……

・キラキラフラミンゴ
・フラミンゴ
・アヒル
・ふらふらアヒル
・ペンギン
・ふらふらペンギン

どうやらフラミンゴ(Maxだとキラキラフラミンゴ)が最上に美しい歩行姿勢の分類のようです。
スッと伸びた足が美しいフラミンゴ(でも片足立ちだよね)、お尻ふりふりのアヒル、ペタペタ歩くペンギン。さて、歩きスマホだとどの歩行タイプに分類されるでしょうか!?

通常に歩行するのと歩きスマホでは、姿勢はどう変わってくるのでしょうか?

歩行姿勢計

『ウォークスキャン』を腰に付けてチェックしてみました。なお、スキャン時には機器の正しい装着が肝心です。『ウォークスキャン』は上下があるので、ロゴを正面に向けて地面に対して垂直にし、背のなるべく中心部分(左右2センチ以内)に装着します。装着向きなどが間違えているとしっかり姿勢チェックができないようです。

歩行姿勢計
『美姿勢ウォーク』ホーム画面

アプリで“10歩チェック”をタップ。また、歩行姿勢チェックは“10歩チェック”のほか、3~10分間歩くことで歩行姿勢を詳しく測定する“3分ウォーク”があります。

歩行姿勢計

“10歩チェック”は、心して10分歩くだけで姿勢を採点してくれます。ドキドキ。

まずはスマホを持たない普通の歩行姿勢をチェックすると……。

歩行姿勢計

5回に3回は上位タイプの“フラミンゴ”でした。

歩行姿勢計

初めに測定したときは“アヒル”でした。 測定するたびに少しずつ点数は変化するようなので、少し意識しながら歩いてチェックすると今度は“フラミンゴ”。
5回チェックしてみたところ、トータルで3回は“フラミンゴ”、2回は“アヒル”でした。点数でみると最高点数が100点満点中86点。最高タイプである“キラキラフラミンゴ”にはなれませんでしたが、まずまずの結果じゃないでしょうか。
少し自信がついたので、これからも歩行姿勢を気をつけたいとやる気が出ました。

次に、歩きスマホの姿勢をチェックすると……。

歩行姿勢計
※周囲が安全なのを確認しながらチェックしました。

5回中3回は“ふらふらアヒル”でした。

歩行姿勢計

ががーん。目に見えて点数が下がりました。
スマホを見ながらだと、普通に歩いたときにはけして出なかった“ペンギン”の判定に1回なりました。なるべく意識して歩くと、フラミンゴよりひとつだけ下の“アヒル”にはなれましたが、トータルだと5回中3回が“ふらふらアヒル”という結果でした。
歩きスマホじゃなかったら“フラミンゴ”だったワタシですが、なんでこんなに差が出てしまったのでしょう。

自分なりに歩きスマホが姿勢が悪くなる理由を考えてみましたが、

・下を向くので猫背になる
・視界が狭まり怖いので、自然に歩幅が狭まる

などが大きな原因だと思います。
「姿勢が悪いからってたいしたことがない」とお思いのあなた。オムロンによると、歩行姿勢が悪いと慢性的な腰痛、肩こり、首のこり、眼精疲労、便秘、代謝機能低下などの原因になるそうです。
ワタシとしては便秘、代謝機能低下などは、もろに体重増加につながりそうなのでおそろしいです。

歩きスマホをすると交通事故の危険だけでなく、姿勢の悪さから体調を崩すおそれもあるかもしれません。みなさん、くれぐれも気をつけましょう。

■関連サイト
歩行姿勢計 HJA-600T ウォークスキャン|歩数計・活動量計・歩行姿勢計|商品情報 | オムロン ヘルスケア

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