auはLTEを活用した高音質かつ多様なサービスを組み合わせられる音声通話“VoLTE(Voice over LTE)”の提供を正式に発表しました。
“au VoLTE”の対応端末は今回発表になった“『isai VL LGV31』、『URBANO V01』の2機種のみで、現状では既存のLTE対応Android端末やiPhone6&6 Plusには非対応。今後順次拡大を予定しているとのこと。料金は従来の4G LTEスマホ向けプランと同様の“カケホとデジラ(V)”、“LTEプラン(V)”が提供されます。
また、VoLTEの技術を生かした各種サービスも展開。最大30人と同時通話ができる“ボイスパーティー”は月額324円が必要ですが、オプションサービスの“電話きほんパック(V)”により“割込通話サービス”や“お留守番サービスEX”などの合計6つ(月額1296円相当)のサービスとあわせて月額432円で利用できます。
au VoLTEのサービスの特徴
●高音質な通話サービス(au VoLTE対応端末同士でのみ)
音声周波数帯域が50Hz〜7kHzに。QoS制御により接続品質も確保
●高速な発着信
3Gネットワークへの切り替え動作がないため、従来より短時間での発着信が可能
●コンカレント通信
音声通話とデータ通信が同時に可能
●シンクコール(au VoLTE対応端末どうしでのみ、2015年2月以降提供開始)
・画面シンク
自分のスマホの画面を相手のスマホに表示させる
・カメラシンク
カメラで映している映像をリアルタイムで相手に中継する
・位置シンク
お互いの位置情報を表示させる
・手書きシンク
画面上での手描き文字を共有する
●ボイスパーティー
発信者を含め最大30名での音声通話が可能。auの端末だけでなく他キャリアの端末への発信も可能。ただし、電話カケ放題プランでない場合、発信者には通話先に応じた通話料(人数ぶん)が課金されます
↑“画面シンク”のデモ。 |
↑“カメラシンク”のデモ。 |
●関連サイト
au
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります