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30人同時通話などが可能なau VoLTEが始動 iPhone6&6 Plusは現状非対応

2014年10月27日 13時45分更新

 auはLTEを活用した高音質かつ多様なサービスを組み合わせられる音声通話“VoLTE(Voice over LTE)”の提供を正式に発表しました。

au VoLTE

 “au VoLTE”の対応端末は今回発表になった“『isai VL LGV31』、『URBANO V01』の2機種のみで、現状では既存のLTE対応Android端末やiPhone6&6 Plusには非対応。今後順次拡大を予定しているとのこと。料金は従来の4G LTEスマホ向けプランと同様の“カケホとデジラ(V)”、“LTEプラン(V)”が提供されます。

 また、VoLTEの技術を生かした各種サービスも展開。最大30人と同時通話ができる“ボイスパーティー”は月額324円が必要ですが、オプションサービスの“電話きほんパック(V)”により“割込通話サービス”や“お留守番サービスEX”などの合計6つ(月額1296円相当)のサービスとあわせて月額432円で利用できます。

au VoLTE

au VoLTEのサービスの特徴
●高音質な通話サービス(au VoLTE対応端末同士でのみ)
 音声周波数帯域が50Hz〜7kHzに。QoS制御により接続品質も確保

●高速な発着信
 3Gネットワークへの切り替え動作がないため、従来より短時間での発着信が可能

●コンカレント通信
 音声通話とデータ通信が同時に可能

●シンクコール(au VoLTE対応端末どうしでのみ、2015年2月以降提供開始)
・画面シンク
 自分のスマホの画面を相手のスマホに表示させる
・カメラシンク
 カメラで映している映像をリアルタイムで相手に中継する
・位置シンク
 お互いの位置情報を表示させる
・手書きシンク
 画面上での手描き文字を共有する

●ボイスパーティー
 発信者を含め最大30名での音声通話が可能。auの端末だけでなく他キャリアの端末への発信も可能。ただし、電話カケ放題プランでない場合、発信者には通話先に応じた通話料(人数ぶん)が課金されます

au VoLTE
au VoLTE
↑“画面シンク”のデモ。
au VoLTE
↑“カメラシンク”のデモ。

●関連サイト
au

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