国内外の噂系サイトで10月12日から10月18日までに出回った内容をまとめました。日本時間の10月17日に、iPad Air2、iPad mini3、5K Retina iMacなどがリリースされたこともあり、いつもよりは情報は少なめです。
目立っていたのは、iPhone6シリーズの売り上げが好調なことを受けて、各種サプライヤーチェーンも好況だというニュース。iPhoneの組み立てを請け負っている、台湾のフォックスコン社やペガトロン社だけでなく、チップやプリント基板の製造業者も絶好調のようです。
今後の噂の中心になると見られる12インチのMacBook Air Retinaですが、すでに少量がAppleに向けて出荷されており、11月には大量出荷になるといわれています。もしかすると、クリスマスシーズンに間に合う可能性が出てきました。ただし、製造上の問題としてヒンジの歩留まりが悪いという情報もあります。
10/13 iPhone6シリーズは中国では予約3日で2000万台突破
EMSOneによると、iPhone6、6 Plusの中国での予約台数が開始3日間で2000万台を突破したそうです。中国では10月17日に発売がスタートしていますが、ものすごい数字ですね。日本国内では在庫が落ち着いてきてはいるものの、6 Plusを即日手にするのは難しい状況ですし、世界的な大ヒットは間違いないようです。
10/13 iPhone6効果で台湾メーカーの業績が好調
EMSOneによると、iPhone6シリーズのサプライチェーンに名を連ねる台湾のプリント基板業者の営業収益(売上高)が、単月で過去最高となるそうです。
10/14 Retina iMacやiPad Air2などの液晶部品を台湾メーカーが独占
EMSOneによると、Appleが発表した5K Retina iMac、iPad Air2、iPad mini3向けの組み込み用DisplayPortのタイミングコントローラー(eDP T-Con)を、台湾パレード社が独占受注したとのこと。これを受けて、同社の2014年10〜12月期の営業収益(売上高)が大きく向上するとみられているそうです。
10/14 iPhone6シリーズは2億台の大台に達する?
EMSOneによると、iPhone6シリーズ用のチップは2015年1〜3月期に5000万台の受注があるそうです。これは、2014年9〜12月までと遜色ない規模の受注だそうで、iPhone6シリーズの売れ行きが好調であることを示しているとのこと。DigiTimesリサーチのリポートです。
10/15 TSMCが次世代iPadのCPUを受注か
DigiTimesによると、台湾TSMC社は次期iPad向けのプロセッサーの製造を受注したそうです。製造プロセスは20nmで型番はApple A8Xとなるそうなので、これは16日に発表されたiPad Air2のことだったのかもしれません。
10/15 台湾系EMSの業績が絶好調
EMSOneによると、台湾のペガトロン社、コンパル・エレクトロニクス社、ウィストロン社、クアンタ・コンピュータ社の4社の2014年10〜12月期の業績が絶好調だそうです。いずれも、iPhone6シリーズ、新iPadシリーズが業績を牽引しているとのこと。
10/15 12インチMacBook Airは11月から大量出荷
DigiTimesによると、12インチのRetina MacBook Airはすでに少量がAppleに向けて出荷されているそうです。大量出荷は11月になる見込みとのこと。なお、このモデルではエッジ部分が輝く新しい3Dロゴが採用されるそうです。
10/16 iPhone6の大ヒットでフォックスコンがスタッフを増員
EMSOneによると、iPhone6、6 Plusの売れ行きが好調でAppleから追加の発注が殺到していることを受け、製造元の台湾フォックスコン社がスタッフの増員を計画しているそうです。iPhone生産の主力工場である中国河南省の鄭州工場だけでなく、広東省の深セン工場でも増員を図るとのこと。鄭州工場ではスタッフの採用を10月から再開したほか、深セン工場では1日当たり2000人を新規に採用しているそうです。
10/17 最新のMac miniはメインメモリーを交換できない
Mac4Everによると、10月16日に発売が開始されたMac mini(Late 2014)は、メインメモリーがロジックボードに直付けで交換できない仕様になっているとのこと。メモリーを増設する場合は、Apple StoreもしくはApple Premium ResellerでCTOするしか方法がないようです。
10/17 Retina MacBook Airはヒンジの歩留まり改善が急務
EMSOneによると、登場が噂されている12インチのRetinaディスプレーを搭載するMacBook Airは、ヒンジ部分の歩留まりが悪いことがネックになっているそうです。相当薄いんでしょうか。
10/18 Retina iMacは外部ディスプレーとしては使えない
「気になる、記になる…」によると、27インチのRetina iMacはThunderbolt経由でほかのマシンの外部モニターとして利用する「ターゲット・ディスプレイモード」には対応していないとのこと。原因としては、Retina iMacが搭載するThunderbolt 2はDisplayPort 1.2相当で、4K解像度における60fpsの入出力に対応しているものの、5Kディスプレーで60fpsを利用するにはDisplayPort 1.3相当が必要であることが関係しているのではないかということです。
10/18 iFixItがRetina iMacを分解、液晶はLG製
iFixItが、27インチのRetina iMacの分解写真を公開しています。5Kの液晶ディスプレーは韓国LGディスプレイ社製、メモリーは韓国SKハイニクス社製、SSDは米サンディスク社製だそうです。
10/19 iOS8.1と同時に「写真」アプリのウェブ版を提供か
9 to 5 Macによると、Appleは20日リリースするiOS8.1に併せて、iOSの「写真」アプリのウェブ版をiCloud.com内に追加するそうです。すでに、iCloud.comのベータサイトには同アプリが加わっているそうです。ウェブ版の「写真」アプリでは、「モーメント」「アルバム」などで写真を分類できるそうです。
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