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最新YOGAは薄くて軽い!新機能に驚き:ロンドン現地レポート

2014年10月10日 09時30分更新

レノボがロンドンにて現地時間10月9日20時(日本時間10日午前4時)に行なったYOGAの発表会に赴いたので、さっそく気になる全機種を触ってきました。

Yogaロンドン-2

会場は世界から集められたプレスで大賑わい。発表会の後に行なわれたタッチ&トライには、大勢の人が各製品に詰め寄った。

Yogaロンドン-2

まず気になるのは最新インテルCPUのコアMを搭載した『YOGA3 Pro』。厚さはYoga2 Proよりも薄く、先が細くなるクサビ型になっていた。また、180度広げた状態でも宮野編集長が片手で軽々持っていられる驚きの軽さを実現している。

Yogaロンドン-2
Yogaロンドン-2

ヒンジ部分は、従来の2軸から6軸に変更。実際開いてみると、力が分散しているのか以前のYoga2 Proよりも簡単に広げることができ、かつラップトップで使った際に、画面が後ろに倒れることがなかった。

Yogaロンドン-2

新しく追加された『Harmony』ユーティリティーは、自分や世界中のYOGA3 Proを使っているユーザーが、どの形状モードで使っているかがパーセンテージで表示される。また、現在どのモードで使っているかによって、良く使うアプリがお気に入りとして表示される。

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画面を紙に近い色に調整する“PaperDisplay”は、Kindleなどのソフトを開いてから、画面右端をフリック。メニューを表示してオン/オフの切り替えが可能だった。ソフトごとにこの設定は記録するとのこと。

Yogaロンドン-2

また、キーボードの左上端のファンクションキーで切り替えもできる。ちなみに、キーボードはバックライト付きだ。

Yogaロンドン-2

YOGA Tablet2にはついにWindows OS搭載モデルが登場。Windows搭載モデルは、Android搭載モデルと異なり、本体の色が黒となった。ちなみに宮野編集長の今回のイチオシはこの製品だ。

Yogaロンドン-2

10インチモデルにはBluetoothキーボードが付属。キーボードの上部がYOGA Tabletの特徴である円筒バッテリーをすっぽり収められる半円になっている。また、マグネットでくっつくため、ピタっとフィットしており、ノート感覚で使えるのがミソだ。

Yogaロンドン-2

円筒バッテリーの左横にある電源ボタンは、従来と異なり光るようになっていた。これはAndroid搭載モデルも同様だ。

Yogaロンドン-2

キーボードの底面には“Lenovo”の刻印があり、画面をキーボード側に倒すと保護ケースになる。

Yogaロンドン-2

Windows搭載の8インチモデルは、見た目Android搭載モデルと変わらない。

Yogaロンドン-2

Android搭載モデルとの違いは、10インチの場合Windowsボタンが画面下にタッチボタンとしてそなわり、8インチのモデルは右側面に物理ボタンとして備わっている点だ。

Yogaロンドン-2

13.3インチのYOGA Tablet2 Proは、画面が大きいだけでなく、円筒バッテリーの右側にプロジェクターを搭載している。映像はある程度自動で台形補正される。台形補正は手動でもある程度調整でき、壁に向かって多少水平でなくても画面は四角く見えた。

Yogaロンドン-2

プロジェクターのアプリでは、画面へのペン入力やスクリーンショットを撮る機能を呼び出せるメニューが表示できる。

Yogaロンドン-2

画面は写真や動画を表示できるほか、背面を黒または白の一色に染めて、文字を入力してホワイトボードのような使い方もできた。

Yogaロンドン-2

Androidの10インチ&8インチモデルは、CPUがAtomになり液晶解像度が向上した。

Yogaロンドン-2

また、Windows搭載モデルとProにもそなわっているが、スタンドの中央にフックを掛ける穴が開いていて、壁に掛けられるようになったのがおもな進化ポイントだ。

個人的に従来モデルを電子書籍を読むのに使っているので、今後YOGA3 Proに搭載された“PaperDisplay”機能が使えるようになって欲しいところだ。

■関連サイト
レノボ(英)

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