コンビニでは珍しいストレート果汁を使用したジュース「チャーリーズ」がおいしい理由

2014年10月12日 14時00分更新

　ニュージーランド生まれの天使と言っていいでしょう。果汁飲料ブランド『チャーリーズ』が日本に上陸。ストレート果汁を使用して、果汁本来のフレッシュ味を楽しめるプレミアムなジュースです。

ニュージーランドの天使飲料『チャーリーズ』上陸



『チャーリーズキウイ PET330ml』190円



『アップル＆マンゴー PET330ml』190円

ストレート製法がエライ！

　チャーリーズは、今回のフレーバーだと果汁の割合がキウイは12％、アップル＆マンゴーは18％というように、いわゆる“果汁100％ジュース”ではありません。高級ジュース、イコール果汁100％というイメージを持っている人には意外ではないですか？そこで、アサヒの広報さんに質問してみました。チャーリーズのこだわりはズバリ“ストレート果汁”にありました。

ストレート果汁とは、製造工程で濃縮をしない果汁のことを言います。果汁を濃縮する際に、通常は熱をかけるため、その時に果実本来のおいしさ（風味）や香りが失われます。ストレート果汁は単純にその工程がなくなるため、果実の味わいできるだけ活かしながら作ることになります。そのため、100％に限らなくとも、果実感がしっかり感じられる味わいに仕上がります。

　ということです。
　実は果汁飲料には大きく2タイプあって、ひとつは濃縮還元、もうひとつはストレートです。絞った果汁の水分を飛ばして一度ペースト状に濃縮する濃縮還元製法は流通に適しているため、コンビニなどで見かけるジュースの多くはこちらになります。一方、ストレート果汁は絞った果汁を濃縮せずに使用するためフレッシュな味わいが楽しめるのですが、製造時のハンドリングが難しいので量産にはなかなか向かない原料です。チャーリーズはあえて貴重なストレート果汁を使用したジュースというわけです！

■生の果物を絞ったフレッシュな味わい

　実際にストレート製法のチャーリーズのジュースを飲んでみると……。
　なるほど、普段飲んでいる濃縮果汁のジュースとはちょっと違った、生絞り果汁に近い味がします。
　アップル＆マンゴーは柔らかみがありゴクゴクおいしく飲めます。キウイのほうはやや酸味が強く、独特の渋みも含めて生の果汁のうまみがします。通好みの本物の味という感じでした。