斬新な映像表現が可能になるiPhoneアプリに惚れた!
2014年09月30日 12時00分更新
『Hyperlapse from Instagram』
バージョン:1.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
タイムラプス撮影って、これまではiPhoneを一定の場所に固定する必要があった。だけど『Hyperlapse from Instagram』なら、動き回りながらでもスムーズにタイムラプス撮影ができる!
Introducing Hyperlapse from Instagram from Instagram on Vimeo.
念のためタイムラプスとは、固定カメラで長時間に渡り撮影した画像をつなぎ合わせ、早回し動画のように再生することで、例えば雲の流れや植物の成長などの変化をリアルに表現できる撮影手法。
Hyperlapseは、画像を撮影するのではなく、撮影した動画を倍速再生することでタイムラプスと同等の視覚効果を生み出すアプリ。最大の魅力は、強力な手ブレ補正機能により、動きながらでもなめらかなタイムラプス動画を撮影できる点。公式動画で確かめよう!
もちろん1倍速も選択できる。なので筆者が大好きな『世界ふれあい街歩き』的な、まったりなめらかな動画も撮影できるよ! なお音声は1倍速を選択した場合のみ聴けます。
焦点の固定が可能 |
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撮影方法は超カンタン。白いボタンを押して撮影を開始、再度押して終了。ピントを合わせたい部分を長押しすれば焦点を固定できる。
動画の保存はアプリを開いたままにする必要がある |
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撮影終了後は、何倍で再生するかを下部のボタンで選択し、右上のチェックボタンでカメラロールに保存すれば完了。撮影時間は無制限だけど、残念ながらバックグラウンドでの保存に未対応。忙しくても動画が完全に保存されるまでアプリを開いたままにするしかない。
バシバシ連続で撮りたい人は“後で編集”を選択 |
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待つのがイヤな人にオススメなのが、左上のボタンから選択できる“後で編集”。1本の動画の保存にかかる時間は、約5分の動画で約90秒が目安。“後で編集”なら保存作業は後回しにし、次々と撮影できる。ちなみに約5分の動画を撮影した際のバッテリー消費量は約3パーセント。競合アプリの『Steady Camera』と同等。
固定して撮影するなら“手ブレ補正なし”を選択 |
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「今回はiPhoneを固定して撮影するので、手ブレ補正は不要」てな場合は、撮影直後の画面を長押ししたまま右上ボタンをタップ。手ブレ補正なしの状態で動画を保存できる!
『Instagram』と連携できる |
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動画保存直後の画面で“シェア”→“Instagram”を選択し、『Instagram』と連携できる。
切り出すシーンの選択が可能 |
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Hyperlapseはトリミングできないけど、別途インストール済みの『Instagram』でシーンを選択すれば、動画のワンシーンを切り出せる!
15秒以上ならFacebookに共有しよう |
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ちなみにInstagramで共有できる動画の長さは、3秒以上15秒以下と決まっている。15秒よりも長い動画を共有する場合は、はじめからFacebookを選択したほうが二度手間にならずに済むよ。
動画サイズの選択から…… |
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公開範囲の選択もできる |
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で、そのFacebookで共有する際の使い勝手もグッド! 動画サイズや共有範囲を細かく選択できるあたりなんかは、さすがFacebookのグループ企業であるInstagramが手がけたアプリという感じ。
開発元にお願いしたいのは、画質(1280×720ドット)やフレームレート(約30fps)の向上。さらに、撮り貯めた複数のタイムラプス動画をつなぎ合わせ、BGM入りの印象的な1本の作品に仕上げられたら、向かうところ敵なし!
『Hyperlapse from Instagram』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
作者:Instagram, Inc
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