既報記事に引き続き、早朝から開店、そして購入までをレポートしよう。筆者が並んでいるのは店舗から150mほど離れた、表参道交差点のそば。昨日到着した時点では100~120番目程度だったが、現状はどう見ても200番目ほどになっている。
■9/19(金)05:00ごろ
前の方の列が圧縮され、ダラダラと並んでいた列が一列に並び替えられた。
同時にアップルストアの店員が列を回り始め、iPadで顔写真を撮りつつ何か話を聞いている。希望の機種などを確認しに来たのかもしれない。
ここで筆者の周りにハプニングが。筆者の前にいたアジア人のグループが、撮影から戻ってきたら一気に十数人増えていたのだ。
さすがにこれはひどいと店員に相談しに行ったが、「警備員に相談してくれ、自分たちではどうしようもない」との返答で、これでは横入りしたもの勝ち。
警備員の方も声をかけてはいるのだが、言葉が通じないことをいいことに我が物顔で居座られては手が出せない。整理券などを早めに出すだけで対処できた問題。完全に後手に回っている。
■9/19(金)06:20ごろ
店員が来て横入りした人々に警告を与えるが、彼らはそしらぬ顔をして並び続ける。言葉がわからないうえに大金がかかっているので肝が据わったものだ。
■9/19(金)07:00ごろ
7時過ぎ、アップルストア店員がついに動き出した。執拗にくいざがる横入りグループに敢然と立ち向かい、ついに約半数を退去させた(それでも最初に並んでいたのより数人多いのだが)。きちんと対応してくれたことには感謝を表したいが、未然に防げたトラブルだと思うと、余計なストレスを客に強いただけに思う。次の機会があれは、もう少しうまくやってほしいものだ。
■9/19(金) 08:00ごろ
恒例の店員によるカウントダウンに合わせ、ついに販売がスタート。歓声とともに、先頭から順に次々と列が吸い込まれていく。
しかし、途中でくると思われていた希望機種の確認は結局こなかった。途中までは来ているのかもしれないが、横入りへの対応など、余計な手間が増えたのかもしれない。なんにしても今回はイレギュラーな出来事が多かったということだろう。
■9/19(金) 09:00ごろ
ようやく列が動き出した。しかし、すでにiPhone6 Plusは売り切れているという情報が。これは想定外のハプニングで頭が痛いところだ。
■9/19(金) 09:40ごろ
ようやく機種確認が回ってきたが、ここで再びアクシデント。やはり6 Plusが売り切れで、もう買えないという。さらに一人2台までのはずが、途中から一人1台になってしまった。この後の予定に大きく影響してしまうが、仕方がないので6の16GB、スペースグレーを選択。ちなみに6の16GB、シルバーとゴールドはすでに売り切れていた。
注文はiPhone上のアプリで機種を選択して名前と電話番号を送信すると、SMSでURLが送られてくる。そのURLにジャンプするとQRコードが表示され、それを見せて購入する仕組みだ。QRコードはiOSのPassbookにも登録できる。これは賢くセキュアなやり方で好感が持てる。この調子で行列もハンドリングしてくれれば文句なかったのだが。
注文が終わっても、実祭の購入まではまだまだかかりそう。今しばらくの辛抱だ。
■9/19(金) 11:00ごろ
ようやく店内に入ることができた。今回の行列リポートはトラブル続きだったが、なんとかSIMフリーiPhone6をゲット。
●関連サイト
Apple Store表参道
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