富士フイルムブースでは、前週に発表した『X100T』と『X-T1グラファイトシルバーモデル』、8月に発表された『X30』が目玉。ドイツで人気の高いXシリーズのミラーレス機を全面に出した展示で、来年発売予定の交換レンズも4種類参考展示されていた。
X100T
X100TはAPS-C(有効1630万画素)センサーと35ミリ、F2の単焦点レンズを採用した高級コンパクトの最上位機。
光学ファインダーに液晶を組み込んだハイブリッドビューファインダー機能の向上が最大の進化点。フォーカスエリアの拡大表示を光学ファインダー内に表示し、高精度な合焦が行なえる。
11月15日発売予定で、予想実売価格は14万5000円前後。
X30
X30は2/3型(有効1200万画素)センサーと28-112ミリ、F2-2.8の明るいレンズを搭載。236万ドットという最高クラスのEVFも備える高級コンパクトデジカメ。
レンズは沈胴式で、リングを回すとカメラの電源も入る仕組みだ。
X-T1のグラファイトシルバーモデル
X-T1のグラファイトシルバーモデルは高級コンデジラインと同じく、クラシカルな見た目が所有欲をかきたてますな。
来年発売予定の交換レンズ4種類
来年発売を予定している『16mm F1.4』、『90mm F2』、『16-55mm F2.8』、『140-400mm F4-5.6』という大口径レンズ群が登場。
instax W ID E300
前週に海外で発表となったインスタントカメラ『instax W ID E300』。直線基調のデザインとグリップがなかなかかっこいい。インスタントフィルムは大判サイズのINSTAX Wideフィルム(画像サイズ62×99ミリ)を利用。0.9-3mと3m-無限遠のゾーンフォーカスでマクロレンズも付属。米国で129.99ドルで発売予定。
参考出品の自動カメラ。バッテリー内蔵で、カメラが顔を自動認識して追尾し、動画をワイヤレスでタブレットなどに送る。監視というより一般ユーザーが楽しみで使えるものを目指すようだ。
タブレットを使って複数のXシリーズカメラをワイヤレスでコントロールするという参考出品もの。こちらはプロのスタジオワークを想定しているという。
■関連サイト
富士フイルム
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