全世界で人気のサンドボックスゲーム『Minecraft』の開発元であるMojangを、マイクロソフトが25億ドル(約2680億円)で買収しました。
マイクロソフトはリリースで「Minecraftはこれまでで最も人気のあるフランチャイズのひとつです」と紹介し、Xbox 360版が2012年のリリース以降沢山の人に遊ばれてきたということに触れ、2014年末までの買収終了を目指しています。今後、『Forza Motorsport』のTurn 10 Studiosや『Halo』の343 Industriesなどと同様に、Mojangはマイクロソフトのスタジオのひとつとなるようです。今後、Windowsや『Xbox』シリーズだけでなく、iOSやAndroid、PlayStationなどでも開発は継続されるようです。
Minecraftの生みの親のMarkus Alexej Persson(Notch)氏の「I don’t see myself as a real game developer.(私は自分を真のゲーム開発者だとは思っていません)」という一文ではじまる今回の件に関するブログでは、6月の「私のもっているMojangの株を誰か買ってくれないかなぁ」という自身のつぶやきを引用し、大きくなってしまったMinecraftをコントロールするのに疲れ、新しいプロジェクトに挑戦したいということに触れつつ、「It’s not about the money. It’s about my sanity.(お金のためではありません。私の正気のためです)」と締めくくられています。今回の買収後、生みの親のNotch氏と、Carl Manneh氏、Jakob Porsér氏はプロジェクトから離れるということが発表されています。
■関連リンク
・Minecraft to join Microsoft(マイクロソフトによるリリース)
・Yes, we’re being bought by Microsoft(Mojangによるリリース)
・I’m leaving Mojang(Notch氏のブログ)
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