ついに発表となり、お祭り騒ぎなiPhone6ならびにiPhone6 Plus。読者のみんなたちはもう予約はお済みでしょうか?
すでにさまざまなレビューが書かれていますが、まだまだ予約・購入には至らない、とこめかみにシワを寄せている方もいらっしゃるでしょう。ええ、そうです。iPhone6発表の約1週間前にはIFAにてXperia Z3シリーズの発表がありました(しかも、日本展開予告込みで)。しかも、高解像度がうたわれるiPhone6 Plusですが、Android端末にはフルHDを超えるモノもすでに存在しています。
そこで以下の5端末を比較してみました。
【比較端末】
・iPhone6 Plus(9月19日発売)
一気に5.5インチまで巨大化したiPhone。フルHD解像度やランドスケープモード対応などiPhone6にはない機能も備える期待のハイエンド。
・Xperia Z3(日本展開予定)
ISO12800での高感度撮影、USB DACなしでのハイレゾ音源再生など、従来機から正統進化。
・isai FL LGL24(発売中)
auから発売中のWQHD(1440×2450ドット)解像度ディスプレー搭載機。国内のキャリア端末では唯一の存在。
・iPhone6(9月19日発売)
6 Plusほどではないものの従来機より0.7インチ大型化。高性能なAFカメラを備える。
・Xperia Z3 Compact(日本展開予定)
Z3の要素をそのまま4.7インチにまとめた小型機。サイズは好評だったZ1 fやA2と同様。
まずは画像で正面サイズ、厚さを等倍で比較。さらにカラーバリエーションもチェックしてみました。
●等倍サイズ比較
↑iPhone6 Plusが最も大きく、Xperia Z3 Compactが最も小さいという結果に。Android機はかなり狭額縁化が進んでいるのがわかります。なお、iPhone6、6 Plusは“拡大表示”・“簡易アクセス”機能で大型化をカバー。 |
●等倍厚さ比較
↑isaiが最も厚く、iPhone6が最も薄い。Android端末は厚さは薄く画面は大きくなる傾向にありますが(バッテリー面でも)、iPhoneは小さいモデルのほうが薄いというAndroid機とは違う傾向があるようです。 |
●カラバリ比較
↑色のバリエーションはどのシリーズも3、4種類とほぼ変わらず。彩度的な意味では、iPhoneシリーズとXperia Z3は似ています(パステルっぽい)。isai FLとZ3 Compactはかなり彩度高めです。 |
●スペック比較
iPhone6 Plus | Xperia Z3 | isai FL LGL24 | |
CPU | A8(2GHz、予想)、M8 | MSM8974AC 2.5GHz、4コア | MSM8974AC 2.5GHz、4コア |
ディスプレー | 5.5インチ 1080×1920ドット 401dpi | 5.2インチ 1080×1920ドット 424dpi | 5.5インチ 1440×2560ドット 534dpi |
背面カメラ | 800万画素 F2.2 1.5ミクロンセンサー | 2070万画素 F2.0(予想) 1/2.3型センサー | 1320万画素 |
正面カメラ | 120万画素 | 220万画素 | 130万画素 |
RAM | 不明 | 3GB | 2GB |
ROM | 16、64、128GB | 16GB (マイクロSDXCカード対応) | 32GB (マイクロSDXCカード対応) |
WiFi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 | 4.0 | 4.0 |
FeliCa/NFC | ─/○ | ?/○ | ○/○ |
GPS/GLONASS | ○/○ | ○/○ | ○/○ |
指紋認証機能 | Touch ID | ─ | ─ |
連続待受時間 | 384時間 | 920時間 | 610時間(4G) |
連続通話時間 | 24時間 | 16時間 | 約21.7時間 |
SIM形状 | ナノSIM | ナノSIM | ナノSIM |
充電方法 | Lightningケーブル | マイクロUSB、 マグネット充電 | マイクロUSB |
防水/防じん | ─/─ | IPX5、8/IP6X | IPX5、7/IP6X |
幅(W) | 77.8mm | 72mm | 76mm |
厚さ(D) | 7.1mm | 7.3mm | 10.5mm |
高さ(H) | 158.1mm | 146mm | 145mm |
重量 | 172g | 152g | 154g |
iPhone6 | Xperia Z3 Compact | |
CPU | A8(2GHz、予想)、M8 | MSM8974AC 2.5GHz、4コア |
ディスプレー | 4.7インチ 750×1334ドット 326dpi | 4.6インチ 720×1280ドット 319dpi |
背面カメラ | 800万画素 F2.2 1.5ミクロンセンサー | 2070万画素 F2.0(予想) 1/2.3型センサー |
正面カメラ | 120万画素 | 220万画素 |
RAM | 不明 | 2GB |
ROM | 16、64、128GB | 16GB (マイクロSDXCカード対応) |
WiFi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.0 | 4.0 |
FeliCa/NFC | ─/○ | ?/○ |
GPS/GLONASS | ○/○ | ○/○ |
指紋認証機能 | Touch ID | ─ |
連続待受時間 | 250時間 | 920時間 |
連続通話時間 | 14時間 | 14時間 |
SIM形状 | ナノSIM | ナノSIM |
充電方法 | Lightningケーブル | マイクロUSB、 マグネット充電 |
防水/防じん | ─/─ | IPX5、8/IP6X |
幅(W) | 67mm | 64.9mm |
厚さ(D) | 6.9mm | 8.6mm |
高さ(H) | 138.1mm | 127mm |
重量 | 129g | 129g |
スペック比較をしてみると、iPhoneにしかない特徴、Androidにしかない特徴があるのがわかります。無論これらの数値的なスペックはその製品の優位性を決めるものではありません。
しかし、たとえば細かい文字が読みにくくなってきたらより大きな画面の製品を選んだほうがいいでしょうし、雨の多い地域や水まわりの多い場所で端末を使う場合は防水性能がしっかりした端末を選んだ方がいいでしょう。
自分の生活にはどんな端末が必要か、見極めるためにまずはスペックの再確認を!
(2014年9月13日23時30分訂正)スペック比較表上のiPhone6の厚さの数値が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。
(2014年9月13日17時45分訂正)記事初出時、iPhone6に関する記述が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります