週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

デルの8.4インチタブレット『Venue 8 7000』が欲しすぎる:IDF2014

2014年09月10日 13時45分更新

255636

 IDF14の基調講演中に発表されたデルの8.4インチ有機ELディスプレー(2560×1600ドット)搭載Android4.4タブレット『Venue 8 7000』。会場には早くもデモ機材が展示されていた。

Venue 8 7000

 Venue 8 7000はAtom Z3500シリーズを採用するわずか厚さ6mmの薄型タブレット。11月に発売予定で、価格は未定とのこと。しかし、いわゆる低価格路線ではなく、高解像度ディスプレーや狭額縁、カメラ機能がウリの高級路線になるだろう。

Venue 8 7000
Venue 8 7000
Venue 8 7000
↑背面はツートーンデザイン。
Venue 8 7000

 最大の特徴は3つの背面カメラ。上2つは720p、下は1080pに対応する。この3つのカメラで撮影することで、写真に奥行情報をもたせることができる“Intel RealSense Snapshot”に対応。有効範囲は2~30メートル程度とのこと。

Venue 8 7000
↑まずは普通に撮影。
Venue 8 7000
↑撮影後、アプリを起動してピントを合わせたい位置(顔)をタップすると、奥の背景をぼかせた。

 上記のように奥行情報を認識することで、ピントを撮影後に任意に変更したりできるのがおもしろい。さらにアニメーションを自然に合成したり、写真中で罫線を引くと、その間の距離を計測することもできる。

Venue 8 7000
↑雪を降らせるアニメーションもあった。
Venue 8 7000
↑雪の量はスライダーで調節できる。
Venue 8 7000
↑リスのアニメーションを写真に合成。2匹のリスがテーブルを認識し、動きまくる。フォトフレーム的に使いたいアプリ。
Venue 8 7000
↑スワイプで引いた写真中の罫線間の距離を瞬時に測定。間取りを撮影すれば、メジャー要らずになりそうだ。

 このように、Intel RealSense Snapshotではさまざまな写真の新しい楽しみ方/活用の仕方が可能になる。発売が楽しみな製品だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります