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IDF14の基調講演中に発表されたデルの8.4インチ有機ELディスプレー(2560×1600ドット)搭載Android4.4タブレット『Venue 8 7000』。会場には早くもデモ機材が展示されていた。
Venue 8 7000はAtom Z3500シリーズを採用するわずか厚さ6mmの薄型タブレット。11月に発売予定で、価格は未定とのこと。しかし、いわゆる低価格路線ではなく、高解像度ディスプレーや狭額縁、カメラ機能がウリの高級路線になるだろう。
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↑背面はツートーンデザイン。 |
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最大の特徴は3つの背面カメラ。上2つは720p、下は1080pに対応する。この3つのカメラで撮影することで、写真に奥行情報をもたせることができる“Intel RealSense Snapshot”に対応。有効範囲は2~30メートル程度とのこと。
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↑まずは普通に撮影。 |
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↑撮影後、アプリを起動してピントを合わせたい位置(顔)をタップすると、奥の背景をぼかせた。 |
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上記のように奥行情報を認識することで、ピントを撮影後に任意に変更したりできるのがおもしろい。さらにアニメーションを自然に合成したり、写真中で罫線を引くと、その間の距離を計測することもできる。
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↑雪を降らせるアニメーションもあった。 |
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↑雪の量はスライダーで調節できる。 |
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↑リスのアニメーションを写真に合成。2匹のリスがテーブルを認識し、動きまくる。フォトフレーム的に使いたいアプリ。 |
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↑スワイプで引いた写真中の罫線間の距離を瞬時に測定。間取りを撮影すれば、メジャー要らずになりそうだ。 |
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このように、Intel RealSense Snapshotではさまざまな写真の新しい楽しみ方/活用の仕方が可能になる。発売が楽しみな製品だ。