インテルは超極小コンピューター“Edison”の詳細をIDF2014にて改めて発表した。
EdisonはCES2014で発表したときはQuarkベースだったが、その後22nmのSilvermontコアを採用した2コアAtomをSoCとして搭載することが明らかになった。QuarkはMCUとなる。
Edisonは幅25mm、高さ35.5mmとSDカード並みのサイズに1GBメモリー(LPDDR3)、4GB eMMC、WiFi(IEEE802.11a/b/g/n、2.4/5GHz)+Bluetooth4.0モジュールを備えるれっきとしたコンピューターだ。
ロボットやクアッドコプター、3Dプリンター、リモートモニターなどの制御、ウェアラブルデバイスなど、幅広い用途が期待されている。
OSはYocto Linux v1.6をサポートし、ユーザーがプロミングすることでさまざまなことができる開発ボードとして利用できる。米国では9月から50ドル程度で販売が始まり、日本でも10月からパッケージ販売する。
なお、Edisonも同社の開発ボード“Galileo”と同様、パッケージ販売となるようだ。
Edisonは70ピンのI/Oコネクターを備え、電源供給はそこからとなる。また、インテルは拡張ボードも用意している。
Intel Edison Board for ArduinoはArduino Unoと互換性がある拡張ボード。価格は85ドル。
Intel Edison Breakout BoardはマイクロUSBを足せる小型拡張ボード。
Edisonはさまざまな開発環境を用意。オンラインのコミュニティーでサポートしていく。
■関連サイト
インテル Edison 開発ボード紹介ページ
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