みなさん、こんばんは。MacPeople/週刊アスキーを絶賛兼務中の吉田でございます。日本時間の9月10日午前2時に米国カリフォルニア州のクパティーノで開催されるAppleのスペシャルイベントまであと7時間を切りました。イベント会場はなんとフリントセンターです。初代Macintoshが披露された場所として有名ですね。
正式には、「フリント センター フォー ザ パフォーミング アーツ」と呼ばれ、ディアンザカレッジという大学の施設です。ちなみに、パフォーミング アーツは舞台芸術のことなんですかね。
話を戻しまして、スペシャルイベントといえば気になるのが登壇する人物ですね。6月のWWDCでは大幅に外しましたが、懲りずに登壇する人物を妄想予想してみました。
ティム・クックCEO |
最初に登壇するのは、ティム・クックCEO。これはお約束ですね、今回のイベントは新型iPhoneの発表だと思われるので、まずはiPhoneはめちゃ売れてるぜ、そして開発者はかなりの額のお金に手にしたぜなどの自慢話をすると思います。
エディー・キュー上級副社長 (インターネット&ソフトウェアサービス担当) |
クックCEOのあとにiPhone6発表では早すぎですので、次はインターネット&ソフトウェアサービス担当のエディー・キュー上級副社長が登壇するでしょう。同氏からは、iTunes関連の新サービスなどの発表があるかもしれません。もしかすると、ここで新型のApple TVが発売されたりして。
もしくはこのタイミングで、買収した米ビーツ社のジミー・アイオヴィン氏とDr.ドレー氏が出てくるかも。
グレイグ・フェデリギ上級副社長 |
次はiPhone6の発表と思いきや、ソフトウェア・エンジニアリング担当のグレイグ・フェデリギ上級副社長が登壇し、iOS8の注目機能をあらためて紹介すると思います。ちなみにiOS8は、開発者にはbeta5のまま止まっているようで、iOS7のときにリリースされたbeta6は出ていません。何人かの開発者にリサーチしたところ、beta5はまだまだバグが多いらしいので、これがそのまま製品版(GM版)になるとは思えません。ということは、beta6なるものにiPhone6の新機能とわかるAPIなどが搭載されていて、あえて公開していないという可能性もあります。
このあと、スピーカーがティム・クックCEOに戻り、iPhone6の4.7/5.5インチモデルが華々しくリリースされることでしょう。
ジョナサン・アイヴ |
iPhone6発表後には、恒例となったジョナサン・アイブ上級副社長のビデオメッセージが流れるでしょう。おそらく白バックで(笑)。そして、iPhone6のCMが紹介されるはずです。
CMが終わると拍手喝采の中、ティム・クックCEOが再々登壇。笑顔を振りまきながら興奮した会場をジェスチャーで落ち着かせるでしょう。
ここまでの経過時間は1時間〜1時間半程度(日本時間の10日午前3〜午前3時半ごろ)になることでしょう。しかし今回は、海外プレスも多数招待しているので、こんな短い時間で終わるわけがありません。
アンジェラ・アーレンツ上級副社長 |
ここでクックCEOに呼ばれるのは、リテール&オンラインストア担当のアンジェラ・アーレンツ上級副社長。Apple Storeの表参道店など、最近オープンした特徴的なApple Storeを紹介しつつ、Apple Store全体の業績を発表するはずです。
アーレンツ上級副社長は、ご存じのように英バーバリー社の元CEOです。バーバリーの原点ともいえる高級路線にワールドワイドでシフトチェンジを敢行した人物ですね。噂されているApple初のウェアラブル端末となるiWatchは、彼女の口から発表されるかもしれません。Android Wearとは一線を画し、10万円以上の高価格でスイスの高級時計のライバルとなるような宝飾品としてリリースされるのかも。
完全な妄想ですが、このシナリオでイベントが進行すると、皆さんは今朝のテニス全米オープンの錦織選手の超絶活躍に続いて、明日の早朝も興奮して眠れないかもしれません。ご自愛ください!
さて、週刊アスキー編集部はAppleの発表会の現地中継を交えたニコ生を、9月9日の23時から始めます。ぜひお楽しみに。無料会員の皆さんは、いまのうちにタイムシフト予約しておくのがお勧めです。
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