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LGのスマートウォッチ『LG G Watch R』速攻レビュー:IFA2014

2014年09月05日 14時15分更新

 LGエレクトロニクスは、ドイツで開催中のIFA2014にて、ウェアラブル端末の最新モデル『LG G Watch R』を発表した。

LG G Watch R
↑『LG G Watch R』を発表するLGエレクトロニクスヨーロッパのモバイルプロダクトマーケティング担当James Marshall氏。

 『LG G Watch R』は1.3インチP-OLED (320×320ドット)の正円形ディスプレーを採用し、リューズ型のボタンを装備するなど、ぱっと見はクラシカルな時計という印象。
 もちろんタッチディスプレーなので、スワイプなどの操作で画面の切り替えも可能。

LG G Watch R
↑時計盤もアナログタイプなので、普通の腕時計にしか見えない。タイムプリセレクティング装置ふうのフレームはメタルフィニッシュ。
LG G Watch R
↑本体側面にはリューズ型のボタンを装備。
LG G Watch R
↑背面に充電用の端子が用意されており、クレードルにセットして充電を行なう。
LG G Watch R
↑腕に装着したところ。時計としてまったく違和感がなく腕になじむ。
LG G Watch R
↑ベルトの素材は本革で柔らかく、腕にフィットする。市販のベルトへと交換も可能。

 CPUにはSnapdragon400を採用しメモリーは512MBで、本体ストレージは4GBとなっている。またバッテリー容量が410mAh。バッテリー駆動時間の発表はなかったが、通常時は130mWの電力消費を、ディスプレーの輝度などをおさえることで、13mWまでおさえられる“Ambient Mode”を搭載。これにより充電なしでの長時間利用が可能になるとのこと。

LG G Watch R
↑CPUのほか、パワーマネージメントもクアルコム製のチップを搭載。
LG G Watch R
↑最小限の情報表示にして、駆動時間をのばせる“Ambient Mode”にすれば、消費電力は約1/10となる。

 本体には各種センサーが装備されており、背面中央には心拍センサーも搭載している。また本体は水深1メールに30分間つけられるIP67準拠の防水仕様となっており、水辺でも安心して使える。ベルトは本革製で高級感があり、市販のベルトへの交換にも対応している。

LG G Watch R
↑本体背面中央に心拍数センサーを備える。
LG G Watch R
↑防水仕様のスマートウォッチなので、スポーツなどでも使える。
LG G Watch R
↑OSにはAndroid Wearを採用しており、各種通知や連携させたスマホのコンロトールなど、ほかのAndroid Wear搭載スマートウォッチと同じように行なえる。

 発売時期は2014年の第4四半期。価格や販売国、正式なサイズなどは未定。今年のIFAでは各メーカーからスマートウォッチが発表され、日本での発売も決まっているモデルもあるので、『LG G Watch R』にも期待したい。


●SPEC
CPU:Snapdragon 400(1.2GHz)
ディスプレー:1.3インチP-OLED (320×320ドット)
メモリー:512MB
ストレージ容量:4GB
バッテリー:410mAh
OS:Android Wear
センサー:9軸(ジャイロスコープ/加速度計/コンパス)、気圧センサー、心拍検出(PPG)
カラー:ブラック
防水・防塵:IP67

●関連サイト
LG G Watch R該当リリースページ(グローバル)

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