エイサーはドイツで開催中のIFA2014にて、変形タイプのノートPC『Aspire R13』と『Aspire R14』、さらに2in1タイプの『Aspire Switch 11』などを発表した。
Aspire R13
Aspire R13はディスプレー部分に、『Aspire R7』で採用された変形機構“Ezel Hinge”を発展させた“Ezel Aero Hinge”と呼ばれる左右中央部分に回転軸を装備。
ディスプレーが180度回転する機構となっている。これにより、クラムシェルからタブレット、さらにテントやイーゼルなど6種類の形状に変形させられる。
↑タッチとキーボードが両方とも使いやすいイーゼルモード。 |
↑スタイラスでの入力がしやすいスタンドモード。 |
↑ディスプレーを反対に向けてプレゼンなどにピッタリのディスプレーモード。 |
↑動画視聴などに最適なテントモード。 |
↑ディスプレー面を向けて折りたためばタブレットモードになる。 |
ディスプレーは13.3インチ(1920×1080ドット)のほか、2560×1440ドットの高解像度モデルも用意されている。また、ディスプレーのガラスには傷に強いゴリラガラス3を採用するため、タブレットスタイルでも安心して使用できる。
↑左右のディスプレー中央には回転軸があり、ディスプレーが回転する。 |
↑ディスプレーを閉じたときにキーボード部分とディスプレー部分には段差ができる。ディスプレーの背面にもゴリラガラス3を使用。 |
↑本体の厚さは25.4ミリで、一般的なCore iシリーズのノートPCといった感じ。 |
↑付属のスタイラスペンからランチャーメニューの呼び出しが可能。 |
↑展示機のシステム表示。 |
CPUは第4世代のi5もしくはi7を採用し、搭載するSSDをRAID 0で構成して運用するモデルも用意されてる。発売時期はアメリカで10月を予定しており、価格は899.99ドル(約9万4400円)から。残念ながら日本での発売は不明。
Aspire R14
Aspire R14はヒンジ部分が360度回転することで、クラムシェルからテントスタイル、タブレットへと変形させられるモデル。液晶は14インチ(1366×768ドット)で、CPUにPentium搭載するモデルも用意するなど、コストパフォーマンスを重視し、かつ幅広いカスタマイズ性がポイント。
↑ディスプレーを反対側まで折りたためば、タブレットとして使える。 |
↑タブレット時はキーボード入力が無効となる。 |
↑テントモードで立たせることもできる。 |
↑ヒンジはかなり大きめで、結構頑丈そうだ。 |
こちらも10月にアメリカで発売予定だが日本は未定とのこと。価格は599.99ドル(約6万3000円)から。
Aspire Switch 11
キーボード着脱式の2in1モデルとして登場したのが『Aspire Switch 11』。ディスプレーサイズは11.6インチ(1920×1080ドット)。アメリカでは10インチモデルの『Aspire Switch 10』がすでに発売されているが、ディスプレーサイズが大きくなった製品としてラインアップに追加された形。
↑装着はマグネットタイプで少し力を入れないと外れない。 |
ディスプレーが着脱式なので、単体でタブレットとして利用できるだけでなく、裏表どちらでもセット可能。装着の向きや開き具合によって、クラムシェルからテントスタイルへも変形も可能だ。
↑ディスプレーを反対向きに装着可能。 |
↑テントモードとして立てても使える。 |
↑展示機は盗難防止装置が装着しており完全には閉じなかったが、キーボードを付けたままタブレットモードにもできる。 |
↑もちろんディスプレーだけを取り外してタブレットとしても利用可能。 |
CPUにはCore i5-4202Yを採用。アメリカでは9月の発売予定で、329.99ドル(約3万4600円)から。日本での発売はほかのモデルと同じく未定。
↑すでにアメリカで発売されている10インチモデルの『Aspire Switch 10』にフルHDモデルが登場。 |
↑キーボード部分の一部が取り外しできる『Aspire Switch 12』は発表会でのみの披露で、ブースには展示していなかった。 |
いずれのモデルもタッチディスプレーで、クラムシェルだけでなく様々な形状で使えるのがポイント。日本での登場にも期待したいところだ。
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日本エイサー
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