暑さこそ過ぎてしまいましたが、季節はまだギリ夏! ってことで8月23日に開催された浅草サンバカーニバルに、ガンホーアミーゴスのイチ員として参加してきたので、その模様をメンバー視点でレポートしていきますですぞ。ビバ・フィエスタ!
当日の集合時間は午前9時とたいへんに早かったのですが、これまで約一ヶ月間に及ぶ練習もあって、やる気充分なメンバーはほぼ全員が遅れることなくやる気充分で集合。パレードメンバーや裏方のスタッフを含めると400人近くなので、控室はごった返していますが、それもまたお祭前の雰囲気を高めていました。
↑準備中のため人でごった返す控室。当日はそれほど気温は高くなかったけど、 それでも人の多さでじわじわと熱気が。 |
↑朝礼よろしく森下社長から挨拶。要約すると「盛り上がっていきましょう。で も体が資本だから無理をしないでね」とのお言葉が。 |
↑13時50分のスタート向けて、全員が着替えたりペイントしたりと準備に大わら わ。ダンサーやバテリアの出演者は紫色、裏方さんは青のTシャツです。 |
↑本来する予定じゃなかったんだけど、フェイスペイントをしてもらいました。 気分は盛り上がる一方! |
↑バテリアの60人が使う楽器の山。この荷物の多さ! |
↑パレードに参加するグラスホッパー・マニファクチュア代表の須田剛一さんを 発見! Tシャツが開発中の最新作「LET IT DIE」仕様ですね。 |
ダンサーチームが控室で練習している間、僕らバテリアは近くの学校まで移動して音を出しての練習。ここが本番前に音合せができる最後の場所なのもあって、楽器を叩く手にも力が入ります。ついでに仲良くなった楽器パートのメンバーごとに記念撮影をしまくったり!
↑近所の学校内の体育館で最後の練習。ハットに羽をつけているので、目立つこ とこの上ありません(笑)。 |
↑本番直前の最後の練習。リーダーからは「思い切り楽しんでいこう!」と声が かかりました。 |
↑練習直後の記念撮影。バテリア指導のだっちゃん先生も駆けつけてエールを送 ってくれました。 |
さて出番が近づいて控室から待機場所へと出発。街中を派手な姿をしたサンバチームの行列がずらずらと行進していく様子は、それだけでちょっと見ものだったり。天気は小雨模様だったのですが、「なにしろ待機している時間が暑くてしんどい!」と先輩参加者に聞かされていた僕としては、それだけで一安心。いや、どピーカンの灼熱の中での演奏ってのも、それはそれで燃えるでしょうけどね!
↑本番に向けて出発直前となりテンションはうなぎのぼり。森下社長もメイクをしてノリノリです。 |
↑待機地点に向かう前に、参加者全員で記念撮影。写真に入りきらないほどの人数です! |
↑待機地点に向けて300人のメンバーがぞろぞろと移動。その間も路地裏で声をかけられたり写真を撮影されたりで、地域に根付いているイベントなんだなーと思いました。そして少しずつ近づいてくる(他チームの)サンバの音色とともに、だんだん気持ちが高まっていきます。
↑本番ではダンサーチームの隊列を率いたビビ先生、アンドレ先生、タイリー先生。衣装とメーク、バッチリ決まってます! |
↑パレードの先頭を彩るプロダンサーの皆さん。なんていうか、すごくダーイナマーイ! |
そして小雨がパラつく中、ついに本番がスタート。パレードで実際に流れた楽曲をBGMに、オフィシャルカメラマンによる写真をお楽しみください。
【曲順】さかさま世界(パズドラZ)→A New Journy(パズドラ)→Discover(パズドラ)→決戦!!(パズドラZ)→ラグナロクオデッセイエース→エミル・クロニクル・オンライン→サモンズボード→ケリ姫スイーツ→ラグナロクオンライン
【チャント歌詞】
エ・トゥ・ダ ガンホ!×3 (オールガンホー!)
ガンホー ジノス!(俺たちのガンホー)
セニョーラ、セニョリータ(お姉さん、お嬢さん)
カルナバール ジノス! (俺たちのカーニバル)
メニーノ、セニョーラス(少年、イケメンたち)
エ・トゥ・ダ カンタール!(すべての歌い手よ!)
エ・トゥ・ダ ダンサール!(すべての踊り手よ!)
(間奏部分)
WOW WOW WOW エッ・トゥ・ダッ ガンホー!! (オールガンホー!)
WOW WOW WOW ビバッ! フィエスタ!! (やったぜ祭りだぜ!)
ソー エ~ ウエア~ オ~ エ~ア~ (←母音だけのゴキゲンな鼻歌)
ガッガン ガンホー ガン ガン ガンホー!!
チャントの作詞担当は、ゲーム音楽家のなるけみちこさん。ポルトガル語とは聞いていたのですが、まさか途中に“鼻歌”が入っているとは衝撃的でした(笑)。
で、実際のパレードを終えた感想はというと……楽しくてあっという間でした! 興奮して動きまわったものだから体に疲れは感じるものの、気持ちは最高潮。無事にパレードを終えたぞという達成感と、もうおしまいかという脱力感がないまぜになった、なんとも表現しにくい感情でした。
ぶっちゃけテンションが上がりすぎて自分の演奏は練習以下のダメダメでしたけど、それよりもなによりも、ライブパフォーマンスの魅力を存分に味わえた次第。沿道の観客に向けて笑いかければ笑い返してくれるし、その笑顔がパワーになる。沿道にはパズドラグッズを持って応援してくれている人もいたりで、社員でもないのに嬉しくなったりとかね。もちろん3年続けてパレードに参加して知名度を高めたガンホーさんの力あってのことなんですけど!
↑パレードを終えて控室に戻る帰り道。曇り空で気温が低かったことからメンバーは余裕の表情で「もう一周行けるね!」なんて興奮した声も飛び交ってました。 |
↑パレード後に記念撮影をしたROのコスプレイヤーの皆さん。 |
そんなことを考えながら控室に戻った僕なのですが、その気持ちはややヘコんでました。その理由は、事前に関係者から「カーニバルへの参加は今年が最後」と聞いていたから。せっかく楽しく参加できたのにこれっきりかと思うと、なんとも切なかったのです。
そんな気持ちとは裏腹に、お疲れ様の打ち上げがスタート。そして挨拶に立った森下社長は、なにやら思わせぶりにニヤニヤ。そしてその口から「来年もやります!」との発言が飛び出すと、メンバー全員が大歓声を上げたのでした。もちろん僕も!
↑「人間は気の変わる生き物でして……」と思わせぶりな前振りから来年の継続参加を表明した森下社長。エンタメ会社のリーダーってこうでないとね。よっ、社長! |
この後は二次会に突入するわけなのですが、そこでの様子はナイショ。ひとことだけ説明しますと、たいーーーへんパワフルに盛り上がったとだけお伝えしておきます(大人の配慮)。
最後に、今回の体験を振り返って感じたのは、エンターテインメントってすばらしいなということ。「ゲーム会社がサンバとか意味ねえし。ていうかガンホー仕事しろ」なんて口悪く言う人もいるかもしれませんが、デジタルエンタテインメントとある意味対極にあるサンバという肉体派エンタメを体験することで、人の楽しませ方についてより深く考えられ、その本質みたいなものに近づけるのではないかなー、なんて思ってみたり。
だもんで、日本を代表するエンターテインメント企業であるガンホーが社員総出でこういったことを行っているのは、とっても意味があることだとも思ったり。ちなみに、ガンホーがサンバカーニバルに初参加したのはパズドラをリリースする3年も前なのもステキです。さて、来年のサンバに向けて僕も走り出しますよー!
↑バテリアに誘ってくださったゲストの作曲家の皆さんと記念撮影。こんなステキな機会をくださってありがとうございます。いやー、毎週あってもいいくらいに楽しかったっす! |
【オマケのパレード】
すべてを見られたワケではないけど、当日コンテストに参加したサンバチームの写真もちょっと掲載しときますね。セクシーな女性ダンサーもいいけど、それ以外のメンバーもチームごとに趣向を凝らしたテーマやコスチューム設定がされていて、思わず関心するほどでした!
●関連サイト
ガンホーアミーゴス 公式サイト
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