お安いお値段なのに高パフォーマンスでサクサク動くASUSのZenFone。6インチの大型ディスプレーを搭載してファブレットになった最新モデル『ZenFone 6』がEXPANSYSジャパンから発売されました。大きくなってどう変わったのでしょう?
↑真っ赤なパッケージ。 |
ZenFone 6の箱は今やスマートフォンの標準ともいえる長方形。でも真っ赤なカラーリングは他社製品にはありませんね。ZenFone 6は赤、黒、白のカラバリがありますが、パッケージもそのカラーに合わせた色になっているんです。
↑ASUSのロゴがカッコイイ。 |
ASUSってどちらかといえばタブレットやノートPCに強いメーカーですが、今年発売になったZenFoneは台湾を中心にアジアで大ヒットしています。
↑ソフトキー下の表目仕上げが美しい。 |
ZenFone 6の外観上の大きな特徴がココ。ソフトキーの下は別パーツになっています。これは金属製?光の当たり具合で金属を削り出したような美しい輝きを見せてくれます。
↑インテルちゃんと入ってます。 |
ZenFone 6はインテルの"Clover Trail+" Atom Z2580を搭載。背面にはインテルロゴがしっかりと入っています。その下に見えるのはスピーカー。カメラはもちろん1300万画素。
↑ボタン類は右側面のみ。 |
全体的なデザインもシンプルにまとまっています。本体上部にヘッドフォン端子、下部にマイクロUSB端子。ボタン類は右側面にボリュームボタンと電源ボタンを備えるのみ。
↑電池は内蔵タイプ、デュアルSIM対応。 |
ZenFone 6の電池は3300mAhと大容量。背面カバーは外れますが電池は交換できません。カバーを外すとデュアルSIMのスロットがそれぞれ1つずつつと、マイクロSDスロットが見えます。
↑マイクロSIMはスロットイン方式。 |
マイクロSIMは金属のスロットに差し込む方式。抜くときはSIMを奥に押し込むと出てきます。このタイプのスロットはSIMアダプターに弱く、ナノSIMをアダプタに装着して入れると抜けなくなる恐れもあります。ちゃんと注意書きの紙も入っていますね。ナノSIMは自己責任で使ってください。
↑サイズ比較、さすがに6インチはデカイ! |
ここまでの写真を見るとフツーのスマートフォンに見えましたが、ではほかの端末と比較するとどうでしょう?ZenFone 6の本体サイズは幅84.3x高さ169.9×厚さ9.9ミリ。iPhone5と比べるとふた回り以上も大きいですし、ファブレットのGALAXY Note3を上回るサイズ。
↑あれ、片手でも十分持てる。 |
こんなにデカイと持ちにくいかなと思いましたが、実際に持ってみると片手でも問題なく保持できます。
↑日本語ばっちり!ありがとうASUSさん。 |
電源を入れて起動すると言語の設定画面が出ますが、日本語入っていますね。
↑まるで日本で売っているスマホみたい。 |
あとは日本語のメニューに従って設定を進めていくだけ。日本語入力も標準搭載。
↑シンプルなメニュー。 |
待ち受け画面やメニュー画面はほぼAndroid標準でシンプル。
↑日本語入力は片手はやや辛いかな。 |
標準で日本語を入力できますが、6インチサイズだと片手だけでの入力はちょっとツライところ。とはいえ、Google日本語入力を入れてキーボードを左右に寄せれば大丈夫でしょう。
↑デュアルSIMは切り替え簡単。 |
デュアルSIMはそれぞれ片側が常に3G、もう片側が2Gとなります。どちらのSIMスロットも3G対応になるので、片側に普段使いのSIM、もう片方に格安SIMを入れ、SIMの抜き差しなしに適宜切り替えて使うこともできるわけです。海外に出れば3G+2Gで常時2回線待ち受けが可能。このレビューも香港でやっているのでアンテナが2本立っています。
↑6インチあると使いやすい。 |
画面解像度はHDと若干物足りないものの、大きい画面は細かい部分が見やすいのでビュワーとして使いやすいと感じました。何よりもSIMフリースマートフォンでこのスペックで2万円台と言う価格もうれしいところ。2台目のサブ用途に持つならこれくらい大きい画面の端末を持つのも楽しいですよ。
●関連サイト
EXPANSYSジャパン
EXPANSYSジャパン(ZenFone 6販売ページ)
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
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